2024.04.13 - 05.12

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本日開館

Viviane Sassen ヴィヴィアン・サッセン

PHOSPHOR|発光体:アート&ファッション 1990–2023

Presented by DIOR
In collaboration with the MEP – Maison Européenne de la Photographie, Paris
共催:京都新聞
助成:駐日オランダ王国大使館

キュレーター:クロチルド・モレット
セノグラファー:遠藤克彦建築研究所

京都新聞ビル地下1階(印刷工場跡)

10:00–18:00 休館日: 4月16日・23日・30日、5月12日

※入場は閉館の30分前まで

特別会場

各種KYOTOGRAPHIEパスポートもしくは限定無料チケット(オンライン配布)で入場
バスポートチケットの詳細はこちら

他の有料会場で単館チケット購入される場合は、ミニパスポートをおすすめします。

KYOTOGRAPHIEは、ヴィヴィアン・サッセンの日本初となる大規模個展を開催いたします。本展は2020年から続くMEP(ヨーロッパ写真美術館 フランス パリ)とのパートナーシップの一環であり、2023年にMEPで開催されたヴィヴィアン・サッセンの回顧展の巡回となります。
本展では多様性あふれる十数のシリーズ作品を展示するとともに、過去作、未発表作品、ビデオインスタレーションなど、200点以上の作品を通じサッセンの30年にわたる創作活動の足跡をたどります。表層と深層、静謐さと力強さという両極で揺れ動きながらもそのあわいにある本質を浮かび上がらせることで、サッセンがいかに作品を繊密に作り上げていくかについて迫ります。
ヴィヴィアン・サッセン(1972年生まれ、アムステルダム在住)はファッションデザインを学んだ後、オランダのユトレヒト芸術大学で写真に取り組みました。1992年に卒業してからは、アーティストおよびファッションフォトグラファーとして写真に専心します。そうしてアートとファッションという異なる2つの領域を横断することで、作品における鮮やかな色彩、仕掛け、フレーミング、被写体へのアプローチにおいても異彩を放ち、唯一無二で多彩な視覚表現を生み出しています。
子どもの頃にアフリカで育ったバックグラウンドや、文学や美術史も、サッセンにインスピレーションを授けています。またシュルレアリスムの遊び心、曖昧さ、神秘性にも通じるものを見出し、作品にもその影響が見受けられます。死、セクシャリティ、欲望、他者──そのすべての関わりが、写真や映像、ペインティング、コラージュを組み合わせる作品群を構成するモチーフへと昇華されています。そうしてリサーチプロジェクトさながらに、サッセンは首尾一貫したコンセプチュアルな作品を生み出すことで、自身を捉えて離さない観念の深淵へと踏み入ります。サッセンの作品が持つさまざまな表情が、本展であらたに解き明かされることでしょう。

©︎ Kenryou Gu-KYOTOGRAPHIE 2024

©︎ Kenryou Gu-KYOTOGRAPHIE 2024

©︎ Kenryou Gu-KYOTOGRAPHIE 2024

©︎ Kenryou Gu-KYOTOGRAPHIE 2024

<span class="u-italic400">Dior Magazine</span>, 2021
© Viviane Sassen and Stevenson
(Johannesburg / Cape Town / Amsterdam)

Dior Magazine, 2021 © Viviane Sassen and Stevenson (Johannesburg / Cape Town / Amsterdam)

<span class="u-italic400">Eudocimus Ruber</span>, from the series <span class="u-italic400">Of Mud and Lotus</span>, 2017
© Viviane Sassen and Stevenson
(Johannesburg / Cape Town / Amsterdam)

Eudocimus Ruber, from the series Of Mud and Lotus, 2017 © Viviane Sassen and Stevenson (Johannesburg / Cape Town / Amsterdam)

<span class="u-italic400">Milk</span>, from the series <span class="u-italic400">Lexicon</span>, 2006
© Viviane Sassen and Stevenson
(Johannesburg / Cape Town / Amsterdam)

Milk, from the series Lexicon, 2006 © Viviane Sassen and Stevenson (Johannesburg / Cape Town / Amsterdam)

Venue 入場料

特別会場

各種KYOTOGRAPHIEパスポートもしくは限定無料チケット(オンライン配布)で入場
バスポートチケットの詳細はこちら

他の有料会場で単館チケット購入される場合は、ミニパスポートをおすすめします。

Reservations 来場予約

限定無料チケットは、予約ページより予約可能(数量限定配布)。
各日の1週間前から予約可能となります。
ご希望の日時に空きがない場合は、いずれかのパスポートチケット(有料)が必要となります。
中学生以下は限定無料チケットがなくてもご入場いただけます。
変更、キャンセル、注意事項などについては、予約ページでご確認ください。

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Notes ご来場される方へ

  • 入場には「各種KYOTOGRAPHIEパスポート」か「限定無料チケット」のいずれかが必要です。
  • 会場での各種パスポートの販売はございません。
  • 限定無料チケットは各日枚数限定の先着順となります(オンライン配布)。
    限定無料チケットは4月初旬配布開始(予定)。

artist アーティスト

Viviane Sassen ヴィヴィアン・サッセン

1972年、アムステルダム(オランダ)生まれ、同地在住。ファッションデザインを学んだ後、ユトレヒト芸術大学(HKU)とアトリエ・アーネムで写真を学ぶ。彼女の作品は大規模な個展の対象となっており、「Lexicon」、Foto Kunst Stadforum(インスブルック、オーストリア、2017年)、「Umbra」、Deichtorhallen(ハンブルク、ドイツ、2017年)、「Umbra」、Museum of Contemporary Photography(シカゴ、アメリカ、2017年)などがある。サッセンは数多くのグループ展にも参加しており、2017年にピューリッツァー芸術財団、アムステルダムのライクスミュージアム、2018年に中国のCAFA美術館、2020年にサンフランシスコのマッケヴォイ芸術財団、2022年にヴィンタートゥールのフォトミュージアムなどがある。また、彼女の作品は2013年の第55回ヴェネツィア・ビエンナーレのメイン展示「The Encyclopedic Palace」で紹介された。2011年にはニューヨークの国際写真センター(ICP)のインフィニティ賞(応用/ファッション/広告写真部門)を受賞。2015年にはドイツ写真アカデミーからダヴィッド・オクタヴィウス・ヒル・メダルを授与された。また、出版物でも数々の賞を受賞している。

Venue 会場

京都新聞ビル地下1階(印刷工場跡)

開館時間

10:00–18:00

※入場は閉館の30分前まで

休館日

4月16日・23日・30日、5月12日

住所

京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町239

アクセス

地下鉄烏丸線「丸太町」駅 7番出口から徒歩1分

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