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JULIETTE AGNEL ジュリエット・アニェル
光の薫り
Presented by Van Cleef & Arpels
セノグラファー:竹内誠一郎
鉱物や植物を静謐に写し出すアニェルの作品は、聖なる場所に宿る見えざる力と大地の強靭なスピリットを呼び覚ます
ジュリエット・アニェルは、カメラを用いて見えないものを捉え、彼女自身が呼ぶところの「世界の振動」を可視化することを試みます。20代前半の頃にマリ共和国のドゴン族居住地域を訪れた経験が、宇宙的なスケールにおける人間性の位置付けについてのアニェルの理解へと大きく転換させる体験となり、その後の制作の基盤となりました。アニミズム的な思想の中に身を置き、人間の目には見えない力を帯びて生きるものとして自然を捉える世界観と出会ったのです。
本展では、アニェルがヴァンクリーフ&アーペルとのコラボレーションによって制作した2つのカラー写真のシリーズ、〈ダホメの精霊〉と〈石の感受性〉に加えて、新たに制作された作品〈悠久〉を展示します。〈ダホメの精霊〉では、アニェルはベナンのザンスー財団の研究用庭園を夜間に散策し、煙と人工光を用いて古代から生き続ける植物に宿る目に見えない生命を召喚しました。〈石の感受性〉では、科学的な知識を地球の内部へと向け、ソルボンヌ大学の鉱物標本コレクションをあたかも人物のポートレートのように撮影しています。また今回新たに屋久島で撮影した映像作品〈悠久〉では、アニェルはスーパー8mmフィルムを使用し、神聖な屋久島の森の苔に覆われた静謐な世界をモノクロームで捉えています。
これらの3つのシリーズは、共通した文法に則っています。いずれの作品も、鑑賞者には慣れ親しんだ感覚を手放すことが求められます──とても小さな存在が巨大に引き伸ばされ、動かないものに生命が吹き込まれます。「私の作品の根本にあるのは、目の前にあるリアルと目に見えないものとの関係性です。私たちを超越し、人間性そのものを問い直すことを促すような、絶対的存在です」とアニェルは語ります。
「私は変わることなく同じ問いを探究し続けています。私たちを取り巻く、しかし目には見えない力を見極めるために。深いレベルで私たちをつなぎ合わせているのは何なのかをつかみ取るために。そして、私たち人間の小さな身体は多くの意味を孕んだ宇宙の断片なのだということを忘れないために」
©︎ Takeshi Asano-KYOTOGRAPHIE 2026
Juliette Agnel / courtesy Galerie Clémentine de la Féronnière & Photo Days
Juliette Agnel / courtesy Galerie Clémentine de la Féronnière & Photo Days
Juliette Agnel / courtesy Galerie Clémentine de la Féronnière & Photo Days
Juliette Agnel / courtesy Galerie Clémentine de la Féronnière & Photo Days
Juliette Agnel / courtesy Galerie Clémentine de la Féronnière & Photo Days
Fees 入場料
入場無料
会期中1回、全会場に入場できる特別パスポートチケットもございます。
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artist アーティスト
Juliette Agnel ジュリエット・アニェル
1973年フランス生まれ。フランス国立高等美術学校およびパリ第1大学で美術を学び、アナログ、デジタル、実験的画像など幅広い表現を探求している。世界を全体的な視点から捉えようとするアニェルは、写真を通して、風景にひそむ不可視の霊性を追い求めている。アルル国際写真祭で個展を開催し、フランスのジュ・ド・ポームやルーヴル美術館などのさまざまな文化機関で作品を発表。2023年にニエプス賞を受賞。
Venue 会場
有斐斎弘道館
- 開館時間
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09:30–16:30
※入場は閉館の30分前まで
- 休館日
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4月22日・30日、5月13日
- 住所
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〒602-8006京都市上京区上長者町通新町東入ル元土御門町524-1
- アクセス
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地下鉄烏丸線「今出川駅」6番出口から、
または「丸太町駅」2番出口から徒歩8分
- アクセシビリティー
-
建物内への車椅子乗入れができません。入り口に段差がございます。杖の使用も不可となります。
当会場にはバリアフリートイレはございません。靴を脱いでご入場いただきます。
裸足での入場をご遠慮いただいております。
建物の保護のため、大きな荷物はお預かりいたします。キャッシュレス決済のみご利用いただけます。
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