Portfolio Review

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KYOTOGRAPHIE 2020のオープニングウィークに今年もInternational Portfolio Reviewを開催します。
募集要項などの発表は1月上旬を予定しています。今しばらくお待ちください。
サイモン・ベーカー
Simon Baker
ヨーロッパ写真美術館 館長
言語:英語

2018年5月よりヨーロッパ写真美術館(パリ)の館長を務める。以前はテート・モダン(ロンドン)のインターナショナル・アート部門、写真部門のシニアキュレーターとして、「Don McCullin」(テート・ブリテン、2019年)、「Shape of Light」(テート・モダン、2018年)、「Performing for the Camera」(テート・モダン、2016年)、「Conflict, Time, Photography」(テート・モダン、2014年)、「ウィリアム・クライン+森山大道」(テート・モダン、2012年)などの展覧会をキュレーション。ヨーロッパ写真美術館にて最初に手がけるのは、2019年3月から始まるココ・キャピタン展「Busy Living」とレン・ハン展「Love」である。美術史の博士号を持ち、2004年から2009年にはノッティンガム大学で美術史の准教授を務めた。ジョージ・コンド『Painting Reconfigured』(テームズ&ハドソン、2015年)など、美術史に関する書籍を広く出版している。最近出版した写真に関する書籍には、ココ・キャピタン、アントニー・ケアンズ、片山真理、マヤ・ロシャについての書評などがある。

アンドレア・ホルツヘル
Andréa Holzherr
マグナム・フォト グローバル・エキシビジョン・ディレクター
言語:英語/ドイツ語

1964年、ドイツ・テュービンゲン生まれ。パリを拠点にエキシビジョン・マネージャー、広報、キュレーターとして活動している。ルーブル美術学院(パリ)、パリ・ソルボンヌ大学卒。2003年から現在、マグナム・フォト(パリ)にて国際展示ディレクター、キュレーターとして活躍。各国の美術館やヨーロッパの文化機関と様々な展覧会を共催することを通じ、マグナムのアーカイブを広めることを職務としている。前職ではヨーロッパ写真美術館(パリ)のディレクター補佐としてキュレーターを務めた。ホルツヘルがキュレーションを手がけた展覧会は、Tatort Kunst「Bang Bang」(Haus der Kunst Uri, the CCA, Palma de Mallorca, 2012)、「Mythos Kindheit」(the Kunstverein Ludwigshafen, the Haus für Kunst Uri and the CCA, Palma de Mallorca, 2010)、Elina Brotherus「The New Painting 2006」(Finnish Museum of Photography, パリフォト Stella Polaris 2006 Paris)他多数。2013年9月、Fotofestival Mannheim Ludwigshafen Heidelberg(ドイツ)にてキュレーターを務める。著作に『Eve Arnold Hommage』(2012)、『Helsinki School』(2005-2011)、『George Rodger Unterwegs』(2009)、『Elina Brotherus』(2005)などがある。他にも、現代写真専門誌への寄稿が数多くある。

ソニア・フォス
Sonia Voss
インディペンデント・キュレーター
言語:英語/フランス語/ドイツ語

ソニア・フォスは今年度のKYOTOGRAPHIEのメイン・プログラムの一つ「Alfred Ehrhardt: The Forms of Nature」のキュレーターである。キュレーションを手がけた主な展覧会として、「Sophie Calle, Serena Carone. Beau doublé, monsieur le marquis !」(2017年ー2018年、パリ狩猟自然博物館)や、「Anton Roland Laub: Mobile Churches」(2017年ー2018年、ベルリン・パリ・アルル)、「Josef Koudelka: Invasion. Exiles. Wall」(2017年、C/Oベルリン、Xavier Barralとのコラボレーション)、「George Shiras. L’intérieur de la nuit」(2015年ー2016年、パリ狩猟自然博物館)などが挙げられる。今後予定されている展覧会には、フランスでは初めての規模となる東ドイツの写真展(2019年、アルル国際写真祭)がある。また、ヴォスはこれまでにXavier Barralや、Filigranes、Kehrer Verlagにて著作の編集も手掛けている。ベルリン、パリ在住。

パスカル・ボース
Pascal Beausse
美術批評家/キュレーター/フランス国立造形芸術センター(CNAP)写真コレクション責任者
言語:フランス語/英語

美術評論家、キュレーター。パリのフランス国立造形芸術センター(CNAP)の写真コレクションの責任者であり、ジュネーブ造形芸術大学(HEAD)の客員教授を務める。『Art Press』や『Critique d’art』、『Flash Art』などの雑誌、美術専門誌に寄稿。
論文やインタビュー記事の執筆は、マリア・テレサ・アルベス、ジミー・ダーラム、テレサ・マルゴレス、アラン・セクラ、ブルーノ・セラロング、セシール・ハートマン、王度ほか多数。
近年キュレーションを担当した展覧会に小野規・森田具海展(KYOTOGRAPHIE、2018年)、「Vivre avec les bêtes」(Gwinzegal、Guingamp、2018年)、ヒロシマ・アート・ドキュメント(旧日本銀行、広島、2018年)、「 Y he aquí la luz」(Museo de Arte Miguel Urrutia、ボゴタ、2017年)、「The Family of the Invisibles」(ソウル市立美術館、2016年)などがある。また、2007年にはヴィラ九条山の招聘レジデントであった。

フランソワ・シュヴァル & オードリー・オアロー
François Cheval + Audrey Hoareau
The Red Eye 共同創始者
連州国際写真(中国)共同ディレクター
ニセフォール・ニエプス美術館(フランス)元ディレクター
キュレーター
言語:フランス語/英語

フランソア・シュヴァル:
1954年生まれのフランソワ・シュヴァルは、歴史や民俗学を学んだ背景を持つ。1982年からジュラやレユニオンで美術館のキュレーターとして活動。1996年にはシャロン=シュル=ソーヌのニセフォール・ニエプス美術館のディレクターに就任。シュバルは写真から古い前提を取り除くこと、そして新しい博物館の形を通じて写真本来のあり方を表現し直すことに奮闘し、論議を呼んだ。最も大きな功績には、かの有名なデニス・ロシュをはじめ、ジョン・バト、ジェラール・コリン・ティエボ、ピーター・クナップ、マック・アダムズ、そしてラウル・クタールといった写真家の後世に残る回顧展、エリナ・ブロテルス、JH・エングストローム、クレア・シェブリエール、アントワン・ダカタ、シャルル・フレジェ、ラファエル・ダラポルタといった写真家たちの評価を確固たるものにした展覧会の数々がある。今年The Red Eyeは、ヨーロッパの新生写真家を紹介するパリの写真祭「Circulation(s)」の次期アーティスティック・ディレクターに任命されている。

オードリー・オアロー:
コミュニケーションおよび展覧会業務を大学にて専攻後、2003年から2016年までニセフォール・ニエプス美術館(シャロン=シュル=ソーヌ、フランス)にて収蔵品に関する研究、展覧会企画に携わる。「Peter Knapp」(2008年)、「Andre Stainer」(2011年)、「Henri Dauman」(2013年)の回顧展を担当。2016年には写真に関わるプロジェクト実行組織The Red Eyeを同美術館の元ディレクター/キュレーターのフランソワ・シュヴァルと共に立ち上げた。2017年11月に開館した連州国際写真美術館(中国)の開業およびコーディネートに同氏と携わる。今年The Red Eyeは、ヨーロッパの新生写真家を紹介するパリの写真祭「Circulation(s)」の次期アーティスティック・ディレクターに任命されている。

金島隆弘
Takahiro Kaneshima
アートプロデューサー/芸術学研究員
言語:日本語/英語

1977年東京生まれ、京都在住。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了後、ノキア社、株式会社東芝、東京画廊+BTAP、ART iTを経て2007年にFECを設立。展覧会企画、交流事業のコーディネーション、アーティストの制作支援、東アジアの現代美術の調査研究などを手がける。2011年よりアートフェア東京エグゼクティブディレクター、2016年よりアート北京アートディレクターを経て、現在、京都市立芸術大学大学院美術研究科芸術学博士過程に在籍。京都造形芸術大学非常勤講師、京都市立芸術大学非常勤嘱託員。

カリン・アンドレアソン
Karin Andreasson
ガーディアン紙ニュース&メディア 写真編集者
言語:英語

カリン・アンドレアソンはロンドンを拠点とする写真編集家であり、ガーディアン紙に掲載されるニュース写真の編集などを手がけている。10年間にわたる新聞社での仕事は、ウィークエンド・マガジンやG2での勤務も含まれる。G2勤務時は写真コラム「My Best Shot」においてアーウィン・ワームやミック・ロック、キャリー・メイ・ウィームスなどにインタビューしている。そしてガーディアン紙に勤め始めるまでに、イブニング・スタンダードやNME、タイム・アウトなどでも勤めた。また、彼女はセントラル・セント・マーチンズにてファインアートの学位を取得し、バークベック大学にて写真史の博士号を取得している。カリンはまた数々のフォト・フェスティバルの常連であり、これまでにアルル国際写真祭やフォト・エスパーニャ、FORMAT写真祭のポートフォリオ・レビューにも招致されている。また、様々な写真コンペのパネリストでもあり、昨年はWomen Photographと共に、新興写真家に向けた指導プログラムを行った。

ロンロン&インリ
Rong Rong & Inri
写真家/三影堂撮影芸術中心(北京・厦門)創設者/ジメイx アルル国際写真祭 発起人
言語:日本語/中国語

ロンロン(中国)とインリ(日本)は2000年から共に活動している。彼らが共に作り上げた親密な世界を写し出す作品は、伝統的なモノクロ暗室技術の境界線を押し拡げる。高い評価を得た「富士山」(2001年)や、「Liulitun」(1996年ー2003年)、「Tsumari Story」(2012年ー2014年)からは、彼らの人生や彼らを取り巻く環境、急速に変化する世界を見ることができる。
2007年にはロンロンとインリは北京のアート地区であるCaochangdi(草場地)に三影堂撮影芸術センターを設立。2008年に中国の新生写真家を発掘することを目的とした三影堂写真アワードを創設した。2010年から2012年に掛けては、3年間に渡ってアルル国際写真祭と共に北京草場地春季写真祭をプロデュースした。彼らはこのコラボレーションをアモイの三影堂にて続け、2015年からはここでアルル・ジメイ写真祭を共催するに至った。
ロンロンとインリは「Sony World Photography Awards 2016」にて特別功労賞を勝ち取り、アーティストとして、またアジアの写真家に大きな影響を与える人物として注目を浴びている。

太田睦子
Mutsuko Ota
IMAエディトリアル・ディレクター
言語:日本語

1968年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、サントリー広報部、『マリ・クレール』編集部を経て、『エスクァイア』『GQ』などでアート、写真、文学、旅、ライフスタイル、食などのジャンルを担当。その後、フリーランス編集者として、雑誌や単行本の編集、アートプロジェクト、美術館のカタログ制作などに携わる。2012年にアート写真雑誌『IMA』を創刊。エディトリアルディレクターとして、雑誌・写真集・展覧会を手がけるほか、東京・天王洲の『IMA gallery』も運営する。

ニコラ・ジムネ
Nicolas Jimenez
ル・モンド写真部門ディレクター
言語:フランス語

ニコラ・ジムネはフランスの日刊紙ル・モンドの写真部門ディレクターである。1999年から2004年にかけては国際写真ジャーナリズムフェスティバル「Visa pour l'Image」にて勤めた。ル・モンドが写真界において重要な位置に立ち始めた2005年から国内写真部門の編集者とな理、2008年には写真部門の部長となった。ル・モンドは現在フランス語圏の報道機関における三大写真ジャーナリズム・プロデューサーの一つとして知られている。 

ムーナ・メクアール
Mouna Mekouar
インディペンデント・キュレーター/美術評論家
言語:フランス語/英語

インディペンデント・キュレーター、美術評論家。ムーナ・メクアーはこれまでにポンピドゥー・センター・メス(2008-2010年)や、パレ・ド・トーキョー(2011-2013年)にてキュレーターを勤めた後、現在はヴェニスのプンタ・デラ・ドガーナでのグループ展(2019年3月-12月)の準備をMartin Bethenodと共に進めている。Carol Ramaの絵画のタイトルから名付けられたこのグループ展「Place and Signs」はピノー・コレクションから30名以上の作家を集め、100点以上の作品が展示される予定だ。同時進行でChristoと共に企画している「Femmes 1962-1968」(2019年3月- 6月)と題した展覧会もイヴ・サンローラン美術館(マラケシュ)にて開催される。メクアーはこれまでにいくつもの展覧会のキュレーションを手掛けており、その中にはEtel Adnan、Simone Fattal、Bob Wilsonと企画した「Garden of Memory」(イヴ・サンローラン美術館、マラケシュ、2018年)や、 Phillipe Parrenoの「Anywhere, anywhere out of the world」(パレ・ド・トーキョー、2013年)、マラケシュのジェマ・エル・フナ広場にて行われた独創的なプロジェクト「Tino Sehgal à Marrakech」(2016年)などがある。アソシエイト・キュレーターとして「Formes Simples」(2015年)や、「Chefs d’œuvres ?(傑作?)」(ポンピドゥー・センター・メス、2011年)、第11回上海ビエンナーレ(2016年)などの展示で活躍。その他、多くの批評文や著書を発表・刊行しており、定期的に専門誌ともコラボレーションしている。

後藤由美
Yumi Goto
インディペンデント・キュレーター
言語:日本語/英語

アジアを拠点に活動するフリーランスのフォトコンサルタント。プロデュース、キュレーション、フォトエディッティング、リサーチなど、写真に関する総合的なコンサルティングに関わる。重点テーマは、紛争、現代社会問題、人権侵害、女性問題など。これまでNGO、人道支援・人権擁護団体などの写真を使ったキャンペーンや出版、また国際的な写真賞、フォトフェスティバル、イベントのノミネーション、キュレーション及びプロデュースに多数関わる。

河内タカ
Taka Kawachi
便利堂 海外事業部ディレクター
言語:日本語/英語

高校卒業後、サンフランシスコのアートカレッジへ留学し、卒業後はニューヨークに拠点を移し、現代アートや写真のキュレーションや写真集の編集を数多く手がける。長年に渡った米国生活の後、2011年1月に帰国。アマナの写真コレクションのディレクターに就任し国内写真家に限定した写真作品を収集。2016年には自身の体験を通したアートや写真のことを綴った著書『アートの入り口(アメリカ編)』(太田出版)と続編となる『ヨーロッパ編』を刊行。2017年1月より京都便利堂の東京オフィスを拠点にして、写真の古典技法であるコロタイプの普及を目指した海外事業部に席を置き、ソール・ライターやラルティーグのポートフォリオなどを制作した。

ホセ・アルベルト・フィゲロア
José A. Figueroa
写真家/カメラマン
言語:英語/スペイン語

1946年ハバナ生まれ。ホセ・アントニオ・フィゲロアは、キューバにおいてドキュメンタリー写真の時好を象徴的でコンセプチュアルな写真へと変遷させた写真家の一人である。1964年から1968年にかけてスタジオ・コルダにてアシスタントとして働きながら、写真家としての教育を受けた。1968年から1976年には高名なキューバ誌「キューバ・インターナショナル」にて写真報道家としてのキャリアを続けた。1976年から5年間キューバの映画会社にてカメラマンとして働いたのち、アンゴラへと移り、純軍記者としての仕事に1年間従事した。1990年代から現在にかけてのフィゲロアの作品は、キューバに住む人々の生活との類似点を内包している。それは、理想郷的であった世界から現代社会へと移り変わった理由を歴史の中に探求する、永続的な内省である。彼の最近の個展には「Un Autorretrato Cubano」(Caixa Cultural サンパウロ・ブラジル、2018年)や、「A Transitional Generation」 (コーネル・ファインアーツ美術館、フロリダ、2019年)などがある。フィゲロアの作品は、ソフィア王妃芸術センター(マドリード)、ニューヨーク国際写真センター、モントリオール美術館、ヒューストン美術館、ウォーカー・アート・センターなどのコレクションに収蔵されている。

アンドリュー・サニガー
Andrew Sanigar
出版社Thames & Hudson(イギリス)写真/デザイン部門 コミッショニング・エディター
言語:英語

イギリスの出版社テームズ&ハドソンの写真・デザイン部門編集者写真やデザイン、広告、ブランディングに関する出版物を成長させている。サニガーが手がけた写真関連の出版物には、マグナム・フォトとの長期に及ぶコラボレーションの中で実現し、11ヶ国語に翻訳された「Magnum Magnum」(2007年初版)、「Magnum Contact Sheets』(2011年初版)、「Magnum Manifest」(2017年)、「Magnum China」(2018年)、そして「Coming into Fashion」(Nathalie Herschdorfer 著、2012年)、「Landmark」 (William A. Ewing 著、2016年)、「Essential Elements」(Edward Burtynsky 著、2016年)などがある。サニガーの最近の出版物には「Alex Prager: Silver Lake Drive 」、「Civilization: The Way We Live Now」があり、どちらも国際的ツアーが行われた。2019年には「Body: The Photography Book」や、Anja Niemiの作品に関する研究論文「In Character」、そしてEkow Eshunのキュレーションによりアフリカのコンテンポラリー写真を調査した「Africa State of Mind」などの出版を控えている。

クリスティアーネ・スタール
Christiane Stahl
アルフレート・エールハルト財団ディレクター
言語:ドイツ語/英語

1963年、ドイツ・マンハイム生まれ。クリスティアーネ・スタール博士はパリ・ルーブル学校にて美術史を学んだのち、更にベルリン・フレイエ大学にて演劇、映像、メディア学を専攻した。1991年からはベルリン・ドイツ史美術館、ドイツ連邦共和国美術展示館、ドイツ衛生博物館、ギャラリー・カルステン・グレーヴ・ケルンにて働き始めた。2002年、アルフレート・エールハルト財団の創設ディレクターに就任。2005年にはフレイエ大学にてアルフレート・エールハルトの初期作品について博士号を取得した。2008年から2014年にはドイツ写真協会の本社副社長を務めた。その後、ヨーロッパ写真月間の助言役員として活動。現代写真に焦点を当てたキュレーター活動や出版、講義、審査員活動、ポートフォリオ・レビューなどを手掛けている。

近藤一弥
Kazuya Kondo
グラフィックデザイナー
アートディレクター
言語:日本語

東京生まれ。成城大学文芸学部卒業後、桑沢デザイン研究所グラフィック研究科を卒業。1992年株式会社カズヤコンドウ設立。1998年東京ADC原弘賞、2000年ブルーノグラフィックビエンナーレ・プラハタイポデザインクラブ賞受賞。現代美術、写真、音楽、コンテンポラリーダンス、演劇など様々なアートに関連する印刷物や書籍などのデザインを中心に活動する。斬新かつコンセプチュアルな美術展カタログデザインでは「もうひとつの展覧会」とも評される領域を展開している。また「作家の創造の軌跡」をテーマに、映像インスタレーションによる作品を発表している。ヴォルフガング・ティルマンス展(2004)、杉本博司展(2005)、トーマス・デマンド展(2012)、アンドレアス・グルスキー展(2013)や、東松照明『新編 太陽の鉛筆』(2015)、米田知子『コレスポンデンス―友への手紙』(2018)など写真集のデザインも手がけている。東北芸術工科大学教授。

木村絵理子
Eriko Kimura
横浜美術館・主任学芸員/ヨコハマトリエンナーレ2020企画統括
言語:日本語/英語

2000年より横浜美術館に勤務、ヨコハマトリエンナーレでは、2020年展の企画統括のほか、2014・2017年展キュレーター、2005年展アシスタント・キュレーター。その他、關渡ビエンナーレ(2008、台北)、釜山Sea Art Festival(2011)など海外のプロジェクトに従事。現代美術、彫刻、写真・映像、パフォーマンス等の実験的な作品を紹介。近年の主な展覧会企画に、「昭和の肖像:写真でたどる『昭和』の人と歴史」(アーツ前橋、2018年)、「BODY/PLAY/POLITICS」(横浜美術館、2016年)、「奈良美智:君や 僕に ちょっと似ている」展(横浜美術館、青森県立美術館、熊本市現代美術、2012年)、「高嶺格:とおくてよくみえない」展(横浜美術館、広島市現代美術館、IKON Gallery・バーミンガム、鹿児島県霧島アートの森、2011年)、「束芋:断面の世代」展(横浜美術館、国立国際美術館、2009-2010年)ほか。

イザベラ・ヴァン・マール
Isabella van Marle
Unseen アーティスト&ギャラリー責任者

コンテンポラリー写真の優れたプラットフォーム「Unseen」のアーティスト&ギャラリー部門最高責任者。
Unseenは、写真表現における新しいものに特に注目し、有望な才能あるアーティストの作品を紹介する機会を提供するだけでなく、有名なアーティストの最新の作品を紹介もしている。イザベラはまた、Unseenアムステルダム・写真フェア部門の責任者であり、常に新進アーティストを探している。写真フェアにおいては、ギャラリーとギャラリーが選ぶアーティストを取り持ち、クオリティの高い写真プロジェクトを紹介すると共に、多様な表現方法を提示することを目指している。
Unseenは年に一度イベントを開催しており、これからの写真表現が発展していく方向性を国際的な写真関係者と共に議論し、討論するためのプラットフォームである。Unseenアムステルダムは、2019年9月に第8回目を開催する。

中村史子
Fumiko Nakamura
愛知県美術館学芸員
言語:日本語

愛知県美術館学芸員。専門は視覚文化、写真、コンテンポラリーアート。美術館で担当した主な展覧会に「魔術/美術」(2012 年)、「これからの写真」(2014 年)がある。また、美術館にて若手作家を個展形式で紹介する「APMoA Project, ARCH」を企画し、伊東宣明、飯山由貴、梅津庸一、万代洋輔を取り上げた。2017年にはタイのチェンマイにてグループ展「Play in the Flow」を企画、実施した。

エリック・カーセンティ
Éric Karsenty
Fisheye Magazine編集責任者
言語:フランス語

名門、アルル国立高等写真学校(ENSP)を1985年の卒業したエリック・カーセンティは、写真ビエンナーレ「パリ写真月間(Le mois de la Photo à Paris)」に、その後1989年写真家のエージェンシー「Editing」に参画。彼はキャリアの中で常に写真報道に興味を抱いてきた。2008年、編集者としての教育を受けその後『Zmâla』や『l’œil curieux』し、2014年から現在まで『Fisheye Magazine』の編集責任者として活躍している。

アンマリー・ゼゾフ
Annemarie Zethof
IBASHOギャラリー(ベルギー)共同創設者/ディレクター
言語:英語/オランダ語

1971年、オランダ生まれ。10年間弁護士として働いたのち、写真の世界に飛び込む。フォトアカデミー・アムステルダム、サザビーズ美術カレッジにて学んだのち、マンチェスター大学にて写真の修士号を取得。6年間に及ぶロンドン生活では、ジェームズ・ハイマン・ギャラリー(ロンドン)にてインターンを経験した。その後ベルギーのアントワープへ移住。2015年3月、夫のマーティジン・ヴァン・ピーターソンと共に日本の写真を専門に扱うギャラリー 「IBASHO」を立ち上げる。以来、柴田敏雄、楢橋朝子、石元泰博、梶岡美穂、水谷吉法、VIVOらを含む、31の展覧会を開催してきた。また、IBASHOはパリ・フォト、フォト・ロンドン、UNSEEN (アムステルダム)、Haute Photographie (ロッテルダム・オランダ)、AIPAD(ニューヨーク)など数々の写真フェアにも参加。アンヌマリーはインディペンデントキュレーターとして日本の写真以外のプロジェクトにも携わっている。現在は日本博物館シーボルトハウス(ライデン・オランダ)にて「日本のヌード」と題された写真展のキュレーションを手がけている。

宋 修庭(ソン・スジョン)
Sujong Song
ソウル国立現代美術館研究・出版責任者
言語:韓国語/英語

出版から展示、執筆まで写真についてあらゆる側面から精力的に活動している。2014年、Seoul Lunar Photo Festを共同設立。「大邱(テグ)フォトビエンナーレ」の運営委員であり、同フェスティバルのポートフォリオレビューのディレクターを務めた。
彼女は、「アンコールフォトフェスティバル」(カンボジア)や、世界保健機構(WHO)主催の「Stop TB フォトアワード」の委員も務める。加えて、2012年にソウル写真美術館で行われた「マリオ・ジャコメッリ」展、2014年のNoorderlicht ギャラリー(オランダ)での「Five Views from Korea」、2015年のゴウン写真美術館での「Two Moon」、麗水美術館での「the Map of Daily Life」などを含む、多くの展示を企画、キュレーションしている。また、ワールド・プレス・フォト、POYi(ピクチャー・オブ・ザ・イヤー)、Flash Forwardなど、数々のフォトコンテスト、ピクテ賞、Joop Swart Masterclassなどの審査員を務めた。
ソンが最も期待するのは現代の社会問題に対して挑戦し、また個別的で明確な視点を持った作品群である。商業写真には興味を持たない。ポートフォリオレビューに参加する目的は、様々な展示でコラボレーションする作家を見つけることにある。加えて、アワードやワークショップの審議への推薦という機会も提供可能。

沈昭良(シェン・ジャオリャン)
Shen Chao-Liang
写真家/キュレーター
Photo ONE Taipei 主催統括
言語:中国語/日本語

1968年、台湾台南生まれ。台湾芸術大学応用メディア芸術修士。自由時報副チーフカメラマン、中央大学客員芸術家を歴任を歴任し、現在は作品制作や評論、研究を受けてのワークショップ開催や展覧会企画を行うと同時に、台湾芸術大学の准教授、Photo ONE, Taipeiの主催統括を兼任している。 2001年に初めての写真集『映像・南方澳』を発表。その後次々と、『玉蘭』(2008)、『築地魚市場』(2010)、『STAGE』(2011)、『SINGERS & STAGES』(2013)、『台湾綜芸団』(2016)などの長編写真集を出版。2000年と2002年、2012年の三回にわたり、行政院新聞局雑誌写真部門金鼎賞を受賞。2004年にさがみはら写真アジア賞、2006年に韓国の東江国際写真フェスティバル海外作家賞、2011年アメリカニューヨークのArtists Wanted写真年度賞、2012年度アメリカ IPA国際写真賞プロセクション・ドキュメンタリー写真部門グランプリ、2015年に台湾の呉三連賞などを受賞した。
http://www.shenchaoliang.com
https://www.facebook.com/chaoliang.shen

マリア・パラス
María Pallás
フォト・エスパーニャ運営統括
言語:スペイン語/英語

文化マネージャー担当。人文学の学位を取得したのち、2003年ナラバ大学にて写真の博士号を取得。2005年にはヴァレンシア・ポリテクニック大学にてアート&技術を学ぶ。2006年から2012年にかけてはCDAN、アート自然センター、またフエスカのベウラス財団におけるコレクションの責任者であった。2013年にはラ・ファブリカチームに加わり、2016年からフォト・エスパーニャのジェネラル・コーディネーターとして活躍。これまでにインディペンデント・キュレーターとして様々な展示のキュレーションや展示カタログの執筆などを手がけている。

竹内万里子
Mariko Takeuchi
写真批評家/キュレーター/京都造形芸術大学准教授
言語:日本語/英語

早稲田大学政治経済学部卒業、同大学大学院文学研究科修士課程修了(芸術学)。早稲田大学非常勤講師、東京国立近代美術館客員研究員などを経て、2009年より京都造形芸術大学准教授。2008年フルブライト奨学金を受け渡米。同年「パリフォト」日本特集のゲストキュレーター、さらに2016年「ドバイフォトエキシビジョン」日本担当キュレーターを務めた。国内外の雑誌・新聞、展覧会図録や作品集への執筆多数。単著に『沈黙とイメージ 写真をめぐるエッセイ』。主な共著に『鷹野隆大 1993-1996』、志賀理江子『螺旋海岸 | notebook』、オサム・ジェームス・中川『GAMA CAVES』、新井卓『MONUMENTS』など。訳書にジョナサン・トーゴヴニク『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』がある(同作品の日本巡回展も企画)。

小林美香
Mika Kobayashi
写真研究者
言語:日本語/英語

国内外の各種学校/機関で写真に京関するレクチャー、ワークショップ、展覧会を企画、雑誌に寄稿。2007-08年にAsian Cultural Councilの招聘、及び Patterson Fellow としてアメリカに滞在し、国際写真センター(ICP)及びサンフランシスコ近代美術館で日本の写真を紹介する展覧会/研究活動に従事。2010年から2019年3月まで東京国立近代美術館客員研究員、2014年から東京工芸大学非常勤講師を務める。

中島佑介
Yusuke Nakajima
Tokyo Art Book Fair ディレクター/ブックショップ POST ディレクター
言語:日本語

2011年には出版社という括りで定期的に扱っている本が全て入れ代わるブックショップ「POST」をオープン。恵比寿の店舗では常に入れ替わる本棚に加え、ドイツのSTEIDL社の メインラインナップが常に並ぶオフィシャルブックショップとなっている。 現在はPOSTのディレクターとして、ブックセレクトや展覧会の企画、書籍の出版、その他Dover Street Marketのブックシェルフコーディネートなども手がける。2015年からは、2015年からはTokyo Art Book Fairのディレクターを務め、2016年にはドイツのSTEIDL社とともに、ダミーブックアワード[Steidl Book Award Japan]を設立した。

藤田瑞穂
Mizuho Fujita
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)学芸員
言語:日本語/英語

1978年兵庫県生まれ。大阪大学大学院文学研究科文化表現論専攻比較文学専門分野博士後期課程修了。京都芸術センターなどを経て2014年より現職。近年の主な展覧会企画にクリスチャン・ヤンコフスキー「Floating World」(2018)、田村友一郎「叫び声/Hell Scream」(2018)、「im/pulse: 脈動する映像」(2018)、主な舞台公演企画・制作に、マーティン・クリード『Work No.1020(バレエ)』(2016)など。

綾智佳
Tomoka Aya
The Third Gallery Aya代表
日本芸術写真協会理事
大阪国際メディア図書館理事
言語:日本語

大阪生まれ。 1996年The Third Gallery Aya 設立、ギャラリーオーナーディレクター。 ギャラリーは石内都展でオープンし、写真及び現代美術を取扱う。2019年はギャラリーでの展示の他、取り扱い作家、岡上淑子がフォトコラージュ「沈黙の奇蹟」展を東京都庭園美術館で開催。山沢栄子が「私の現代」展を西宮市大谷記念美術館で5月に開催予定、東京都写真美術館に巡回。 1997年「6Works+6Artists しごと- 作家/写真家であることを選んで」6人の作家、秋岡美帆、石内都、児玉房子、永原ゆり、松尾弘子、松本路子氏ののインタビュービデオを制作。 2002年作家による雑誌「写場写場」を監修、これは2005 年に最終号を刊行。 2007年「Comical&Cynical – 韓国と日本の現代写真」を企画、翌年韓国にも巡回。 http://www.thethirdgalleryaya.com/

窪山洋子
Hiroko Kuboyama
ブルームギャラリー代表
言語:日本語

福岡生まれ、大阪在住。2009年にブルームギャラリーを設立。
AOKI takamasa、池本喜巳、上野王香、内倉真一郎、大坪晶、林直、辺口芳典など、西日本にゆかりのある作家を中心に取扱う。また、震災後の経験から、写真を残す「場」や「仕組み」づくりの必要性を感じ、近年は、国内外のギャラリーや作家と連携しながら交流展を行う他、地域に散逸する写真を集めるプロジェクトや物故作家のアーカイブプロジェクトを行うなど、写真を軸に幅広い活動を行っている。

飯沢耕太郎
Kotaro Iizawa
写真評論家
言語:日本語/英語

写真評論家。1954年、宮城県生まれ。1977年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書1996)、『デジグラフィ』(中央公論新社 2004)、『写真的思考』(河出ブックス 2009)、『「女の子写真」の時代』(NTT出版、2010年)、『きのこ文学名作選』(港の人、2010)、『深読み! 日本写真の超名作100』(パイインターナショナル、2012)、『現代日本写真アーカイブ 震災以後の写真表現2011-2013』(青弓社、2015)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアート社、2017)などがある。

後藤繁雄
Shigeo Goto
編集者/クリエイティブディレクター/アートプロデューサー/京都造形芸術大学教授
言語:日本語

1954年大阪生まれ。編集者、クリエイティブディレクター、アートプロデューサー、京都造形芸術大学教授。「独特編集」をモットーに、写真集、アートブックを数多く制作。プロデュースした大型美術館展「篠山紀信展 写真力」は、全国30館を超す大ヒットとなり、入場者数100万人突破に迫る。また、大規模な展覧会をプロデュースするほか、a.a.t.m.の審査員を14年にわたり務める。
『アート戦略/コンテンポラリーアート虎の巻』(2018年)など、著作多数。本年3月末には『現代写真アート原論』(港千尋、深川雅文と共著)が出版予定。

新庄清二
Seiji Shinjo
青幻舎 文化事業部・広報室 マネージャー
言語:日本語

1980年、兵庫県生まれ。京都造形芸術大学 芸術学部 映像・舞台芸術学科 映像芸術コース卒業。2006年、立ち上がりと同時に赤々舎に在籍。約5年間の在籍期間に、徐美姫『SEX』をはじめ、志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、浅田政志『浅田家』『NEW LIFE』、津田直『SMOKE LINE』、高木こずえ『MID』『GROUND』など多くの写真集の誕生に立ち会う。2010年、青幻舎に入社。広報担当と並行しながらジャンルに囚われない書籍制作を行う。手掛けた写真集に在本彌生「わたしの獣たち」、ジェレミ・ステラ「東京の家」など。