写真家向けプログラム
KYOTOGRAPHIEではアマチュアやプロの写真家のための教育プログラムをご用意しています
展示アーティストとKYOTOGRAPHIEのコラボレーションによって企画されたマスタークラスや、写真家たちが作品を持ち寄り建設的な意見を得る機会であるポートフォリオレビューを開催しています。
ポートフォリオレビュー
今年で第8回目となるインターナショナル・ポートフォリオレビューは、写真業界のプロフェッショナルと写真家たちの出会いの場です。キュレーターやギャラリスト、フォトフェスティバルのディレクターや写真集の編集者など、国内外の写真業界の第一人者たちが一堂に集い、さらに国内現代アート業界からもレビュアーを招聘。多様化する写真の表現に対応した機会を作ります。
- 開催日
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2023年4月15日―17日
- 応募締切
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2023年4月4日 23:59 (日本時間)
マスタークラス
Supported by FUJIFILM
Defining Your Project: A masterclass with Paolo Woods
「租税回避地」や「現代人の処方薬への依存」など、必ずしも視覚的ではないグローバルな社会的題材を、写真や映像、インフォグラフィックやテキストを駆使して伝えることを得意とするパオロ・ウッズによるマスタークラス。コンセプトの構築や撮影の技術的な観点から題材を視覚化してゆくこと、題材についてのデータや統計をストーリーテリングの中に取り入れること、その題材を象徴するシーンを切り取ることなど、ウッズがプロジェクトに取り組む際の思考とオペレーションのプロセスを学びましょう。
- 日時
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4月17日(月)10:00―17:00
- 参加費
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20,000円

Moments with Coco Capitán
ココ・カピタンが作品、制作過程、そして多岐にわたるプロジェクトについてお話しします。彼女が普段の作品制作で用いる幾つもの方法論について、少人数の親密な環境で学ぶ機会です。
- 日時
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4月17日(月)14:00―17:00
- 会場
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東福寺塔頭 光明院
- 参加費
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10,000円

境界線を越える
認知症についてのプロジェクト「心の糸」の展示の目標を「認知症とそうでない人のBORDERを超える一助にしたい」と考える松村が、目に見えない認知症の症状や本人の心情、そのケア、求められる社会像などを写真、テキスト、動画を組み合わせて展示空間をつくることで、来場者に伝えようと試みていることに焦点を当てプレゼンテーションをします。また京都新聞で写真記者として働きながら、同シリーズの記事掲載やダミーブックなどを経て発表の場を拡大させてきた具体的な経緯や制作方法を話すほか、写真祭での展示の機会を得るまでのみちすじについても語ります。受講者は自作についてプレゼンテーションし、全員でディスカッションする中でそれぞれの目標に向かうために必要な考えを持ち帰ることを目指したマスタークラスです。
- 日時
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4月30日(日) 10:00―17:00
- 会場
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京都新聞7階 THE KYOTO サロンルーム
- 参加費
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15,000円

Nature Nurture
2部制のマスタークラス。
第1部では、山内悠が9年間通い撮影を続けた屋久島原生林のプロジェクトについて、そのコンセプトと方法論を皆さんと分かち合います。
第2部では実際に京都市近郊の野山に出向き、作品制作についての山内の考えや姿勢に間近で接しながら撮影を行います。
- 日時
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5月5日(金・祝) 13:00―帰宅帰宿可能な時間
5月6日(土)10:00―17:00
- 会場
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誉田屋源兵衛 奥座敷
- 参加費
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20,000円
