A4 ARTS FOUNDATION
SOUTH AFRICA IN FOCUS
Photo book!
Photo-book!
Photobook!
In collaboration with A4 Arts Foundation
キュレーター:ショーン・オトゥール
セノグラファー:A4 Arts Foundationキュラトリアルスタジオ
1940年代から現代まで、南アフリカの歴史や政治や文化を 「ブックメイキング」の芸術を通してたどる、 写真集をめくって学ぶ展覧会
「Photo book! Photo-book! Photobook!」は、南アフリカにおけるフォトブック(写真集)の歴史を紐解く世界初の展覧会プロジェクトです。2020年にスタートしたこのプロジェクトは、1945年から2025年までに出版された多様かつ膨大な写真集のアーカイブを通して、南アフリカにおける現代的な写真集文化の展開を紹介することを目的としています。
タイトルの「Photobook」がさまざまな表記になっているように、写真集制作の意味や定義はいまなお変化し続けています。本展は、古典的な意味合いでの一般的な写真集だけでなく、アーティストブックや実験的な文学作品、コーヒーテーブルブック(大判の豪華本)、アクティビスムから生まれたパンフレット、さらには国家や企業によるプロパガンダの実例まで、幅広く展示しています。ほとんどの本は実際に手に取ってページをめくり、閲覧することができます。
「手に取れる」ということこそが、この展覧会の主なコンセプトです。本は飾るためのものではありません。手に取って、その内容と向き合うべきものなのです。2022年にケープタウンのA4 Arts Foundationで開催された「Photo book! Photo-book! Photobook!」では、ギャラリーの内周にぐるりと設置された棚に写真集を時系列で並べて展示していました。こうした展示方法は、複雑な歴史のストーリーを伝えるうえで有効な手法として確立されています。
京都の八竹庵(旧川崎家住宅)2階での展示も同様に時系列にそった配置ですが、ここでは3つのテーブルを展示台として使用しています。これは、国家による抑圧と検閲が写真集をも巻き込み、政治的緊張に包まれたアパルトヘイト政策下(1948-1994年)において、いかに現代的な写真集の出版文化が南アフリカで芽生えたかを示しています。また、民主化後(1994年から現在)のセクションでは、写真表現やブックデザインにおける革新的な取り組みの事例も数多く紹介しています。
さらに、過去40年間における、重要かつ傑出した写真集をピックアップして紹介する展示スペースも設けています。
文:ショーン・オトゥール
©︎ Takeshi Asano-KYOTOGRAPHIE 2026
Installation view (vitrine): Photo book! Photo-book! Photobook! curated by Sean O'Toole, 11 February–21 May 2022. Image © A4 Arts Foundation.
Fees 入場料
入場無料
会期中1回、全会場に入場できる特別パスポートチケットもございます。
詳しくはこちらをご覧ください。
artist アーティスト
A4 Arts Foundation A4 Arts Foundation
2017年にケープタウンで創設された「アートのための実験室」。アーティストやアートワーカーを支援すると同時に、創作やキュレーションの過程を開かれたかたちで観客と共有できる場を提供している。ケープタウンのスペースには、公共に開かれた図書室、作品展示や共有のための可変式のスペース、レジデンスプログラム、ブックショップ、文化的な営みを日々支えるスタッフのためのオフィスが集約。「アーティストやアートワーカーこそが、社会的にも環境的にも公正な新しい未来を想像し、実験し、創り出すための独自の力を持っている」という信念のもと、アートの実験的実践に取り組んでいる。
Venue 会場
八竹庵(旧川崎家住宅)
- 開館時間
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10:00–19:00
※入場は閉館の30分前まで
- 休館日
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無休
- 住所
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〒604-8205 京都府京都市中京区三条町340
- アクセス
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地下鉄烏丸線または東西線「烏丸御池」駅 6番出口から徒歩5分
地下鉄烏丸線「四条」駅または阪急「烏丸」駅 22・24出口から徒歩8分
- アクセシビリティー
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建物(京都市有形文化財)保護のため、車椅子でのご入場は1階の一部エリアに限定させていただいております。
入り口まで石畳と砂利、玄関に大きな段差がございます。
当会場にはバリアフリートイレはございません。靴を脱いでご入場いただきます。
裸足での入場をご遠慮いただいております。
建物の保護のため、大きな荷物はお預かりいたします。現金・キャッシュレス決済でのお支払いが可能です。