2024.04.13 - 05.12

Iranian citizen and photographers

You Don’t Die

The Story of Yet Another Iranian Uprising
In collaboration with Le Monde

キュレーター:マリー・スマラ、ハザル・ゴルシリ

2022年9月13日、22歳のマフサ(ジナ)・アミニはシンプルな黒のコートに黒のヒジャブを着用していた。しかし、彼女はその服装が不適切だと判断され、道徳警察に逮捕される。この若い女性はイラン北西部のクルド人の町サッケズに住んでおり、テヘランを訪れるために家族とともに旅行に来ていたところだった。拘留中、マフサ・アミニは昏睡状態におちいる。頭部への打撃が原因であったことは間違いない。そして彼女の死は、国中に衝撃を与える。インターネット接続は遮断され、WhatsAppやインスタグラムはブロックされる。しかし、イランでは、人々は追跡されないようなソフトウェアを使ってインターネットに接続していた。それは、街頭で抗議する人々にとってリスクが大きく、処刑される恐れさえもあった。本書に収録された写真とビデオのコレクションはもともと、ル・モンド紙が2022年の蜂起を報道するために製作されたもので、その後2023年2月15日、蜂起5ヶ月を記念してこの本が出版された。これらの写真(ほとんどがソーシャルメディアからの引用)の撮影者は、その多くが匿名を希望するイラン市民だ。写真集『You don’t die』は、フランス・ペルピニャンで開催された第35回国際フォトジャーナリズム・フェスティバル「Visa pour l’Image」での展覧会「Tu ne meurs pas」に合わせて出版された。

ガザル・ゴルシリ |1981年テヘラン(イラン)生まれ。2011年からル・モンド紙国際部記者を務める。
マリー・スマラ |1980年ペルピニャン(フランス)生まれ。2011年からル・モンド紙のフォトエディターを務める。

ル・モンド紙はフランスの報道機関で、国内のみならず、世界、経済や文化に関する報道を行う。世界中に500人以上のジャーナリストを擁する。

テヘランのケシャヴァルズ大通りにあるモスクの前の若い女性。抗議行動が始まってからのイランの女性の勇気を象徴するこの写真は世界報道写真賞を受賞した。2022年12月27日撮影。撮影者Ahmadreza Halabisaz。

テヘランのケシャヴァルズ大通りにあるモスクの前の若い女性。抗議行動が始まってからのイランの女性の勇気を象徴するこの写真は世界報道写真賞を受賞した。2022年12月27日撮影。撮影者Ahmadreza Halabisaz。

ソハナクにあるアザド大学芸術学部の学生たちが、政権による殺人に対する怒りを示すパフォーマンスを行う。テヘラン、2022年10月10日。匿名の撮影者。

ソハナクにあるアザド大学芸術学部の学生たちが、政権による殺人に対する怒りを示すパフォーマンスを行う。テヘラン、2022年10月10日。匿名の撮影者。

東クルディスタンのマフサ・アミニの故郷であるサッケズで、マフサ・アミニの死後40日を追悼するため、何千人もの人々がアイチ墓地へ向かう中、ヒジャブをかぶらない若い女性が車の上に立っている。イスラム教の伝統では、この日を魂があの世に行く日、喪が明ける日として祝う。2022年10月26日、東クルディスタン、サッケズ。匿名の撮影者。

東クルディスタンのマフサ・アミニの故郷であるサッケズで、マフサ・アミニの死後40日を追悼するため、何千人もの人々がアイチ墓地へ向かう中、ヒジャブをかぶらない若い女性が車の上に立っている。イスラム教の伝統では、この日を魂があの世に行く日、喪が明ける日として祝う。2022年10月26日、東クルディスタン、サッケズ。匿名の撮影者。

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