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KYOTOGRAPHIE 2026 関連プログラム:柴田早理「COSMO PLASTICS」

KYOTOGRAPHIE 2026展示作家・柴田早理による個展「COSMO PLASTICS」が、東京・東條會舘写真研究所 にて開催されています。

人間と自然の関係、環境の変容、そしてグローバル資本主義がもたらす影響を主題に作品制作を行う柴田は、2024年の KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 のサテライト、KG+SELECTで発表した「Anthropocene Plastics」により注目を集め、2025年に KYOTOGRAPHIE のポートフォリオレビューでRuinart Japan Award を受賞しました。

本展は、本年のKYOTOGRAPHIE 2026 メインプログラムで開催する展示「Dotok Days」の会期にあわせ、「Anthropocene Plastics」からさらに撮影を重ね発展させた新作インスタレーションとして構成されます。

太古の動植物が数億年の時間をかけて地中で変化し生まれる石油。そしてその石油を原料として人間が生み出すプラスチックは、現代社会の生活から溢れ出し、海へと流れ出します。海洋を漂ったそれらは、風や波、太陽といった自然の作用によって少しずつ形を変え、やがて新しい有機物のような存在感を帯びた物質へと変容していきます。柴田はそうした断片を利尻島で採取し、島の多様な溶岩石の中に配置して写真として記録します。

そこには、人間と自然を対立的に捉える視点ではなく、人間の営みもまた地球の長い時間の流れの中にあるという感覚があります。光によって存在を写し取り、一瞬の時間と空間を切り取る写真というメディアは、人間の感覚を超えた時間のスケールの断片を私たちに示します。

お近くの方はぜひご来場ください。

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KYOTOGRAPHIE 2026 関連プログラム

柴田早理「COSMO PLASTICS」

会期:2026年4月4日 (土)-6月7日 (日)

時間:13:00–18:30(木・金は19:30まで)

開館日:木・金・土・日・祝

会場:東條會舘写真研究所(東京)

入場料:無料

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柴田 早理|Sari Shibata

富山県南砺市の山あいに育ち、祖父のカメラで風景を撮影した経験から写真を始める。立教大学現代心理学部卒業後、大手IT企業の金融部門で勤務し、グローバル資本主義の構造に関心を持つ。2022年に夫婦で会社を設立。2025年、東京と南砺市の二拠点生活を開始し、古民家アートスペース「OSHITOPIA」を設立。能登半島地震を契機に、都市から見落とされる地方の視点を問い直す拠点として運営している。(https://sarishiba.studio.site)

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