FATMA HASSONA ファトマ・ハッスーナ

KYOTOGRAPHIE は、ハッスーナの写真作品の スライドプロジェクションを通し、 彼女の生き生きとした生き様に敬意を表し、 パレスチナの平和を願い、その「大きな死」を追悼します

ファトマ・ハッスーナは、想像を絶する状況のなかでガザの日常を記録し続けた、パレスチナの写真家でありアクティヴィストでした。2025 年4 月16 日、26 歳の若さで、彼女は彼女自身を狙った爆撃により家族数名とともに命を落としました。彼女の発信は、個人的でありながら生活に根ざしたまなざしに貫かれており、SNS を通じて大きな注目を集めました。亡くなるまでの18 カ月間、彼女は明る<揺るぎない存在となっていき、写真には不正義と闘う力があると、心から信じ、活動していました。

KYOTOGRAPHIE 2026 では、彼女の遺した貴重な写真作品を紹介し、ハッスーナの崇高な活動に敬意を捧げます。国連の発表(2025 年9 月4 日時点)によると、ガザではすでに少なくとも248 人のジャーナリストが命を落としており、これは現代のいかなる戦争よりも多い人数です。ジャーナリストがこれまでにない危険にさらされている今、本展が、この大きな悲劇と、この1 年で失われた無数の「命」について思いを寄せる、追悼の場となることを願っています。

© Fatma Hassona

© Fatma Hassona

© Fatma Hassona

© Fatma Hassona

© Fatma Hassona

© Fatma Hassona

Venue 会場

八竹庵(旧川崎家住宅)

住所

〒604-8205 京都府京都市中京区三条町340

アクセス

地下鉄烏丸線または東西線「烏丸御池」駅 6番出口から徒歩5分
地下鉄烏丸線「四条」駅または阪急「烏丸」駅 22・24出口から徒歩8分

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