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2025年 アフリカン・レジデンシー・プログラム アーティスト発表

ケニア出身でナイロビを拠点に活動するアーティスト、タンディウェ・ムリウ(Thandiwe Muriu)が、2025年のKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭 アフリカン・レジデンシー・プログラムのアーティストに選出されました。


今秋、京都でのレジデンス期間中に、ムリウは地元の職人たちと協働し、京都の豊かな伝統文化に触れながら新たな作品群を制作しました。完成した作品は、彼女の他の作品とともに、KYOTOGRAPHIE 2026のメインプログラムで発表される予定です。

タンディウェ・ムリウについて
タンディウェ・ムリウは、アイデンティティ、文化、女性のエンパワーメントをテーマに作品を制作するケニアのアーティストです。彼女の作品はアフリカのテキスタイルにまつわる物語から深く着想を得ており、主にアンカラ(ワックスプリント)や東アフリカのカンガ布をキャンバスとして用い、それらを再定義し、称え、記憶にとどめることを目的としています。

アフリカン・レジデンシー・プログラムについて

KYOTOGRAPHIEの歩みにおいて、 2013年の第1回目で開催されたマリック・シディベの展示以来、アフリカ大陸出身のアーティストたちは常に重要な存在でした。

本フェスティバルの共同創設者兼共同ディレクターであるルシール・レイボーズと仲西祐介は、アフリカ大陸の豊かで多様な写真文化に深い敬意を抱いており、その魅力を日本の写真ファンにも広く伝えたいという思いで活動しています。

アフリカン・レジデンシー・プログラムは文化をつなぐ架け橋として、異なる多彩な文化が遠く離れていながらも、人間としての共通体験を通じて確かに結びつくことを体現しています。 アフリカン・レジデンシー・プログラムでは、毎年1名のアーティストを京都に招き、滞在制作した新作をKYOTOGRAPHIEのメインプログラムの一環として展示します。 

  • Past artists:
  • オマー・ヴィクター・ディオプ (セネガル)2019
  • ンガディ・スマート(シエラレオネ)2020
  • プリンス・ジャスィ(ガーナ)2021
  • ジョアナ・シュマリ(コートジボワール)2022
  • ヨリヤス(モロッコ)2023
  • レティシア・キイ(コートジボワール)2024
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