フランス語/日本語(通訳あり)
Speakers
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ティエリー・アルドゥアン(KYOTOGRAPHIE 2024 アーティスト)
写真家集団Tendance Floueの共同設立者でもあるフランスの写真家ティエリー・アルドゥアンは、人間とその環境とのつながりをテーマに活動している。本プロジェクト「Seed Stories」でアルドゥアンは、科学機器を用いて限りなく小さなものに取り組んだ。彼が撮影した種子のポートレートは、その魅力的な形の多様性と美しさを浮かび上がらせ、「偉大な旅人」である種子の歴史を描き出している。世界中の様々な種から、野生、または栽培されたこれらの種子のほとんどは、パリの国立自然史博物館の所蔵品である。細心の注意を払って選ばれ、照らされ、額装されたこれらのポートレートは、鑑賞者である私たちの主観を揺さぶることだろう。すなわちそれは、単なるありふれたイメージからかけ離れて、私たちの知覚や私たちの起源との関係に疑問を投げかける記号となりうる。1万年以上前の農業の出現から、今日のハイブリッド種子が提起する問いまで、文化や時代を超えた種子の存在の解明を通じて、「Seed Stories」は多様性への挑戦を探求する。
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ナタリー・シャピュイ(キュレーター/Atelier EXB)
ナタリー・シャピュイ(美術史博士)は、フランスの出版社「アトリエEXB」の共同ディレクターであり、その創業者グザヴィエ・バラルと10年にもわたり協働。シャピュイはパリのポンピドゥー・センターやル・バル、アンリ・カルティエ=ブレッソン財団をはじめとし、オランダ写真美術館、ロサンゼルス現代美術館など名だたる世界中の写真芸術の殿堂とともに数々の書籍を出版してきた実績を持つ。直近の出版に、ソフィー・カル著『Picalso』(ピカソ美術館との共同出版 パリ)、マリー・ガドネイ著『Laboratories / Observatories』(ポンピドゥーセンターとの共同出版 パリ)、ルーカス・ホフマン著 『Strassenbilder』、『Seed Stories』 (フランス国立自然史博物館との共同出版 パリ)などがある。「Petit précipité subjectif d'une histoire des graines」(サン・キャトル・アートセンター パリ 2022) のキュレーションや、写真集『Des Oiseaux』シリーズを元に企画された展示(トゥルーズ、ブリュッセル、ランズクルーナ、ブレダに巡回)の共同キュレーションも行った。
日時
2024.4.1316:00–17:30
会場
QUESTION 4F
- 住所
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京都市中京区下丸屋町390-2
料金
無料