ティエリー・アルドゥアン × ナタリー・シャピュイ「種子は語る」

無料

2024.4.13
16:00―17:30

QUESTION 4F

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© Thierry Ardouin / Tendance Floue / MNHN

数千年前から新石器時代の農業の勃興、そして今日のバイオテクノロジーに至るまで、種子は私たちの社会的、科学的、文化的実践の進化を物語っている。ナタリー・シャピュイのキュレーションによるティエリー・アルドゥアンの写真展では、この「偉大なる旅人」の歴史が中心となっている。写真と科学を組み合わせたこの10年にわたる共同プロジェクトが、どのようにしてアトリエEXBの企画による写真集と展覧会に至ったのか。その経緯がアーティストとキュレーターの2人によって語られる。

Speakers Speakers

  • ティエリー・アルドゥアン(KYOTOGRAPHIE 2024 アーティスト)

    ©︎ Meyer / Tendance Floue

    ©︎ Meyer / Tendance Floue

    写真家集団Tendance Floueの共同設立者でもあるフランスの写真家ティエリー・アルドゥアンは、人間とその環境とのつながりをテーマに活動している。本プロジェクト「Seed Stories」でアルドゥアンは、科学機器を用いて限りなく小さなものに取り組んだ。彼が撮影した種子のポートレートは、その魅力的な形の多様性と美しさを浮かび上がらせ、「偉大な旅人」である種子の歴史を描き出している。世界中の様々な種から、野生、または栽培されたこれらの種子のほとんどは、パリの国立自然史博物館の所蔵品である。細心の注意を払って選ばれ、照らされ、額装されたこれらのポートレートは、鑑賞者である私たちの主観を揺さぶることだろう。すなわちそれは、単なるありふれたイメージからかけ離れて、私たちの知覚や私たちの起源との関係に疑問を投げかける記号となりうる。1万年以上前の農業の出現から、今日のハイブリッド種子が提起する問いまで、文化や時代を超えた種子の存在の解明を通じて、「Seed Stories」は多様性への挑戦を探求する。

  • ナタリー・シャピュイ(キュレーター/Atelier EXB)

    ナタリー・シャピュイ(美術史博士)は、フランスの出版社「アトリエEXB」の共同ディレクターであり、その創業者グザヴィエ・バラルと10年にもわたり協働。シャピュイはパリのポンピドゥー・センターやル・バル、アンリ・カルティエ=ブレッソン財団をはじめとし、オランダ写真美術館、ロサンゼルス現代美術館など名だたる世界中の写真芸術の殿堂とともに数々の書籍を出版してきた実績を持つ。直近の出版に、ソフィー・カル著『Picalso』(ピカソ美術館との共同出版 パリ)、マリー・ガドネイ著『Laboratories / Observatories』(ポンピドゥーセンターとの共同出版 パリ)、ルーカス・ホフマン著 『Strassenbilder』、『Seed Stories』 (フランス国立自然史博物館との共同出版 パリ)などがある。「Petit précipité subjectif d'une histoire des graines」(サン・キャトル・アートセンター パリ 2022) のキュレーションや、写真集『Des Oiseaux』シリーズを元に企画された展示(トゥルーズ、ブリュッセル、ランズクルーナ、ブレダに巡回)の共同キュレーションも行った。

Date 日時

2024.4.1316:00–17:30

Venue 会場

QUESTION 4F

住所

京都市中京区下丸屋町390-2

Fess 料金

無料

Language 言語

フランス語/日本語(通訳あり)

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