KG+ 2022

30

ウエマツ タケシ

Takeshi Uematsu

Live madness with thorough sanity

この度、haku kyotoではウエマツ タケシの個展「Live madness with thorough sanity」を開催する。 今回の展覧会では、ウエマツが山形ビエンナーレ2020で出品した映像作品と、これに関連する写真作品の展示を行う。この映像作品は、彼が撮った写真で構成されているが、写真の連続から生まれる一つの短編映画とも言える。 今回のシリーズは、彼が普段撮っている街中でのストリートスナップとは違い、 自然の中に身を置き、向き合い、シャッターを切ったものである。 小説家の小杉天外は「はやり唄」という著書の中で、「自然は自然である。善でも無い、悪でも無い。美でも無い、醜でも無い。ただ或る時代の或る国の或る人が、自然の一角を捉へて勝手に善悪美醜の名を付けるのだ。」と語っている。 この作品に明らかなストーリーや物語、登場人物はない。しかし、鑑賞者は、記憶や己の潜在意識と結びつけて、そこに何かをイメージするだろう。 その何かは千差万別であり、正しいも間違いもないのである。 どんなことがあっても、あなたはあなたであり、周りは周りなのである。 「Live madness with thorough sanity」

haku kyoto

〒600-8032 京都市下京区中之町566 haku 1F

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