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    パオロ・ペレグリン × アンドレア・ホルツヘル

【トーク】
パオロ・ペレグリン × アンドレア・ホルツヘル

4.13 Sat. 14:30—15:30

堀川御池ギャラリー 2階

[日/英]
Free

ANTARCTICA. 2017. NASA IceBridge flight surveying climate change in Antarctica.
Aerials taken from a NASA P3 plane flying over Venable 01A.

パオロ・ペレグリンとマグナムのグローバルエキシビションディレクターであるアンドレア・ホルツヘルが南極大陸を舞台にした印象的で感情に訴えかける作品について対談します。

パオロは南極における気候変動の影響を空撮で記録する、NASAのアイスブリッジプロジェクトに参加しました。

「上から見ると、そこには壮大さの目の前に恍惚とさせるものがあった。私はその荘厳美の空想的な概念については理解していたであろう。それは単にその風景の絶対的な美というものではなく、永久性を語る存在を前にした自分自身を発見する感覚である。私は自分がきわめて美しいものを目にしていることに気づいていた。それはいわば自然界の(バチカンの)システィーナ礼拝堂のように、全てを理解することは難しいが、同時に不完全なものをも含む美なのである」ーパオロ・ペレグリン

NASAが毎年行っているアイスブリッジプロジェクトの着目により、南極がいかに不完全なものであるかということが明らかになりました。2009年に始まった本プロジェクトは、11年間にわたるNASAの探検活動の中でも、これまで「未公開」であった南極と北極の3次元イメージを示すことができたものとなりました。

ペレグリンにとってはこのプロジェクトがこれまでに取り組んできたことのなかった領域であったが、未知の領域というわけではありませんでした。彼はキャリアのほとんどで、主に被害と衝突を生み出したアラブ圏での歴史的事件を扱ってきました。南極は単にまた別の戦場であり、そこでは政治的闘争が繰り広げられ、氷河は溶け、水面上昇が起こっています。

「私は何年間にも渡り人と人との間で起こる衝突を撮ってきた。もちろんそこには悲劇が生じるが、同時にそこから立ち直る力もある。その力は生存や勇気、名誉や愛という多くの行動で表される。」ペレグリンは語ります。「そして温暖化した北極も、また別の規模ではある一つの衝突と言える。この衝突自体に人間は存在しないが、気候変化は限りない成長を求める人間の行動とアイデアの結果である。」

プロジェクトの詳細はマグナムのウェブサイトをご覧ください。
注意事項
※例年ご好評を頂いております無料イベントは、事前予約を受け付けておりません。
※会場にお越し頂いた方から順番に御案内致しております。
※最新情報はウェブ等で御確認ください。
※イベント開始10分前には会場へお越し頂く事をお勧め致します。
※いくつかの会場はお席に制限があります。予めご了承ください。
パオロ・ペレグリン
1964年ローマ生まれ、ローマ在住。ローマ・ラ・サピエンツァ大学で建築学を学んだ後、ローマの専門学校で写真を学ぶ。その後、フランスの「ヴュ」、イタリアの「グラツィア・ネリ」などの写真通信社を経て、2001年よりマグナムに参画し、2005年に正会員となる。1995年、ウガンダのエイズを取材した一連の作品が注目され、一躍世界各地で写真が発表されるようになる。その後も、ルーマニア、ボスニア、コソボ、カンボジア、アフガニスタン、イラクなどの紛争地なども幅広く取材しており、それらの作品は世界報道写真賞をはじめ、数々の賞を受賞している。9.11以降のイスラム世界を取材した作品でユージン・スミス賞(2006年)、レバノン紛争の作品でロバート・キャパ賞(2006年)を受賞。
アンドレア・ホルツヘル
1964年、ドイツ・テュービンゲン生まれ。パリを拠点にエキシビジョン・マネージャー、広報、キュレーターとして活動している。ルーブル美術学院(パリ)、パリ・ソルボンヌ大学卒。2003年から現在、マグナム・フォト(パリ)にて国際展示ディレクター、キュレーターとして活躍。各国の美術館やヨーロッパの文化機関と様々な展覧会を共催することを通じ、マグナムのアーカイブを広めることを職務としている。前職ではヨーロッパ写真美術館(パリ)のディレクター補佐としてキュレーターを務めた。ホルツヘルがキュレーションを手がけた展覧会は、Tatort Kunst「Bang Bang」(Haus der Kunst Uri, the CCA, Palma de Mallorca, 2012)、「Mythos Kindheit」(the Kunstverein Ludwigshafen, the Haus für Kunst Uri and the CCA, Palma de Mallorca, 2010)、Elina Brotherus「The New Painting 2006」(Finnish Museum of Photography, パリフォト Stella Polaris 2006 Paris)他多数。2013年9月、Fotofestival Mannheim Ludwigshafen Heidelberg(ドイツ)にてキュレーターを務める。著作に『Eve Arnold Hommage』(2012)、『Helsinki School』(2005-2011)、『George Rodger Unterwegs』(2009)、『Elina Brotherus』(2005)などがある。他にも、現代写真専門誌への寄稿が数多くある。
堀川御池ギャラリー 2階
〒604-0052 京都市中京区押油小路町238-1
地下鉄東西線「二条城前」駅 2番出口から徒歩3分

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