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ユーリー・ビラク

Youry BILAK

Timeless Hutsuls -ウクライナ フツルの民族衣装-

協賛:ワコールスタディホール京都

ワコールスタディホール京都ギャラリー

ユーリー・ビラクはスロバキア、ポーランド、ウクライナ、ルーマニアと、更にチェコ、ハンガリー、セルビアにまたがる全長約1500kmのカルパチア山脈の山間にあるウクライナのフツル民族の村で、6年間に渡って取材を行いました。都市生活から断絶されたこの地域では、百数十年に及んで受け継がれた伝統が存在し、ユーリーはその地域に根付く文化に魅了されました。

ユーリーは「衣装や刺繍の豊かさを写真に収め、この村に住むフツル人の、世代を越えて生活に根付いていた風習の痕跡を記録したかった」と語っています。
本シリーズ〝Timeless Hutsuls〟は一点もののポラロイド写真を、もう着用できない古い民族衣装の麻の繊維から生成された紙に、古典的な写真印刷技術のゴム印画手法を使って転写するという、工芸的要素を用いた作品制作を行い、紙面には地元の刺繍職人によって施された、ウクライナの伝統的な刺繍を埋め込みました。
撮影後にその地がユーリーの曽祖父が生まれた土地であったことが発覚し、このシリーズの制作は思いがけず、作家本人にも時代を超えた贈り物となりました。

〝Timeless Hutsuls〟は、民族衣装史のアーカイブであると同時に、ユーリー・ビラク本人の個人史としても存在し不朽のものとして紡がれていきます。
ユーリーは、不確かな未来に対して人々が抱く希望と恐怖の狭間で確かに積み上げられてきた歴史が存在すること、そして自身が体験した覆われた歴史との思いがけない邂逅の証を作品を通して届けようとしています。


Youry BILAK|ユーリー・ビラク
1961年生まれ。フランス人、現在パリを拠点に活動。両親はウクライナ人であり第二次世界大戦時に移民したため、ウクライナの文化に親しみながら幼少期を過ごす。
1983年にウクライナに初めて渡り、現地の舞踊を中心とした文化に感銘を受ける。以降は、舞台での活動やワークショップを基軸に、パリのモガドール劇場をはじめ、ヨーロッパやNYで舞台役者、監督、劇場内での写真家として幅広く活動を行う。
2000年に入り、本格的に写真家としての活動に転向。2004年から2010年にかけては、ウクライナのフツル民族衣装や文化をまとめた「Timeless Hutsuls(タイムレス フツル)」シリーズや、2011年以降はウクライナの地下鉱山で働く労働者を撮影した「Miners du monde(世界の鉱夫)」シリーズを展開。
そして、2014年にウクライナで起こったマイダン革命をきっかけに、現在まで続くロシア-ウクライナ間問題にも焦点をおき、戦争に携わる兵士、ボランティア、医者、そしてそのすぐ傍に存在する市民の日常生活を撮り続けている。

ワコールスタディホール京都ギャラリー

10:00 - 20:00

入場無料

Open:4/8-5/6 10:00-20:00 (10:00-17:30 on 5/3, 5/4, 5/5)
Closed:Sat. Sun. National holidays

ワコールスタディホール京都ギャラリー

〒601-8506 京都市南区西九条北ノ内町6 ワコール新京都ビル 1階

ユーリー・ビラク

1961年生まれ。フランス人、現在パリを拠点に活動。両親はウクライナ人であり第二次世界大戦時に移民したため、ウクライナの文化に親しみながら幼少期を過ごす。
1983年にウクライナに初めて渡り、現地の舞踊を中心とした文化に感銘を受ける。以降は、舞台での活動やワークショップを基軸に、パリのモガドール劇場を初め、ヨーロッパやNYで舞台役者、監督、劇場内での写真家として幅広く活動を行う。
2000年に入り、本格的に写真家としての活動に転向。2004年から2010年にかけては、ウクライナのフツル民族衣装や文化をまとめた「Timeless Hutsuls(タイムレス フツル)」シリーズや、2011年以降はウクライナの地下鉱山で働く労働者を撮影した「Miners du monde(世界の鉱夫)」シリーズを展開。
そして、2014年にウクライナで起こったマイダン革命をきっかけに、現在まで続くロシア-ウクライナ間問題にも焦点をおき、戦争に携わる兵士、ボランティア、医者、そしてそのすぐ傍に存在する市民の日常生活を撮り続けています。

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