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Marie Liesseマリー・リエス

二つの世界を繋ぐ橋の物語

supported by L'OCCITANE with the patronage of JANPIA

キュレーター:天田万里奈 

アトリエみつしま Sawa-Tadori
11:00 - 18:00|休:9/28、10/5、12

※入場は閉館の30分前まで。

In front of the sun-filled window of Louis Braille's music hall, Sallé is standing behind an elegant grand piano. National Institute for Blind Youth. Paris. France. 2013 © Marie Liesse

Musée Rodin. With both hands, Louis studies the hollows and protrusions of the sculpture shaped by the hands of Rodin.
Musée Rodin. Paris. France . 2013 © Marie Liesse

Louis and Joseph are waiting for the train on the subway platform. With radiant faces, they are happy to have chosen the metro as a scenery for the picture. Métro Vaneau. Paris France. 2013 © Marie Liesse

フランスの写真家マリー・リエスは、夫がいつも懐かしそうに語る早逝した全盲の親友の軌跡をたどるべく、親友が生前に通っていた国立パリ盲学校の生徒たちのポートレートを撮影する。夫の亡き親友に対する「記憶」という形をもたない事象から生まれた、生徒らとマリー・リエスとの写真による交歓は、親友と夫の幼き日の友情や、視覚の無い人とある人の世界をつなぐ、目には見えないけれどどこかに確かにある橋を浮かび上がらせる。会場では写真作品やドキュメンタリー映画に加え、日仏の盲目者コミュニティと共同で制作した「触る」写真も展示し、来場者がそれぞれの感覚で作品を体感する空間となる。
マリー・リエス
1974年パリ生まれ。法律を学んだのち、アルゼンチンで2年間を過ごすなかで写真と映像への情熱が高まる。パリのゴブラン映像高等教育学校とアトリエ・ヴァランにて写真と映像を学び、フランスのFnacのフォトギャラリー部門に勤務する。 マリー・リエスの作品では子供が主題となる事が多く、子供が持つ想像力、説明しきれないほどの喜び、捉えどころのない不安など、青少年期の情景が描かれている。 彼女は写真・映像・ショートストーリーを通して、青少年期に刹那に変わりゆく個性というものを、ありありと私たちに想い出させる。初ドキュメンタリーショートフィルム「Scrums(スクラムス)」(2018)では、二人の10代のラグビー少女を追い、寓話「おやゆび姫」にインスパイアされた共著『Le jour où je serai grande(大きくなったら)』も2020年出版された。 10年にわたり国立パリ盲学校に通う盲目の生徒たちの日々を追い、共著の写真集『A Letter to Jean-Lin(ジャン=ランへの手紙)』を上梓、彼らの物語を追ったドキュメンタリーフィルム「Note for Note」も制作、KYOTOGRAPHIE2020で写真作品と併せて発表する。
アトリエみつしま Sawa-Tadori
京都市北区紫野下門前町44

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