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小原一真Kazuma Obara

ECHO of 2011─2011年から今へエコーする5つの展示

空白を埋める

キュレーター:天田万里奈

二条城 二の丸御殿 台所・御清所
【9月23日(木・祝)より開場】
9:30–17:00 | 休:9/18-22、29、10/6、13
* 二条城への入城は16:00まで

一般 ¥1,400
学生 ¥1,000(要学生証提示)
(同会場で開催されるすべての展示をご覧いただけます)

* 別途二条城への入城料が必要となります。(一般料金620円ほか)

* [車椅子でご来場の方へ]展示スペースの入口に階段があり危険なため、車椅子でのご入場はご遠慮いただいております。あしからずご了承ください。

2011年の東日本大震災、そしてそれに伴い起きた原発事故から10年。いまだに復興とは程遠い困難な生活を続けている人々がいる。国内外の5組のジャンルの違うアーティスト達による、3.11に対するそれぞれのオマージュ。

小原一真《無題》2012年 ©️ Kazuma Obara

小原一真《無題》2011年 ©️ Kazuma Obara

小原一真《Fill in the blanks》2020年 ©️ Kazuma Obara / National Geographic Society Covid-19 Emergency Fund

1985年岩手県生まれ。写真家、ジャーナリスト。ロンドン芸術大学フォトジャーナリズム修士課程卒業。2012年、東日本大震災と福島第一原発・原発作業員を記録した写真集『RESET』(ラースミュラー出版/スイス)、2015年には太平洋戦争で被害を受けた子供たちの戦後を描いた『Silent Histories』(RM/スペイン)を発表。長期的視野からチェルノブイリ原子力発電所事故を記録した 『Exposure/Everlasting』(2015)では世界報道写真賞を受賞。災禍の中で見えなくなっていく個に焦点を当てた作品制作に精力的に取り組みながら、2020年には米ナショナルジオグラフィック協会より助成を受けて、コロナ禍の最前線で働く看護師・介護士による看取りの記録を続けている。
KYOTOGRAPHIE2021では、収束作業を担う福島第一原発作業員を追った作品と、新型コロナウィルスの医療・介護従事者に焦点を当てた二つのシリーズを展示する。

Access

二条城
京都市中京区二条城通堀川西入二条城町541
地下鉄東西線「二条城前」駅5番出口から徒歩1分

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