© Samuel Bollendorff
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サミュエル・ボレンドルフ

Samuel Bollendorff

人魚の涙

Supported by agnès b.
京都市上下水道局 共同開催

琵琶湖疏水記念館、蹴上インクライン

病院、学校、警察、刑務所などの社会問題のほか、環境汚染など目に見えない問題にも取り組むフォトジャーナリスト。今回は、作家自身が世界一周した際に目の当たりにした様々な環境問題をテーマとする「Contaminations」シリーズを展示する。
同シリーズは、20世紀以降人類によって開発された化学産業、鉱業、原子力産業により、世界各国が抱える環境汚染や、人や動植物すべての生命体への影響を映し出した。本展ではシリーズの中から日本の福島に焦点を当てた作品を発表するほか、「人魚の涙」と呼ばれる産業用マイクロビーズなど、プラスチックゴミによる問題を提示する。我々は、自然は限りなく美しいと思い込んでいるが、その中には隠された現実が潜んでいる。会場ではこの2つを対話させ、私たち人間が生み出してしまった「物語」を描き出す。

琵琶湖疏水記念館、蹴上インクライン

09:00 - 16:30

入場は閉館の30分前まで

無料

休館日:4/11、4/18、4/25、5/2

琵琶湖疏水記念館、蹴上インクライン

京都市左京区南禅寺草川町17

地下鉄東西線「蹴上」駅 1番出口から徒歩7分

タラ オセアン ジャパンは、2003年にフランスのファッションデザイナー、アニエスベーことアニエス・トゥルブレが設立し、エチエンヌ・ブルゴワが理事長を務めるTara Océan(タラ オセアン)財団の日本支部です。Tara Océan財団は、フランスで初めての海に特化した公益財団法人です。

海洋は地球表面の7割以上を占め、私たちの未来は、海洋の未来に依存しています。海洋は、海洋バイオマス、特にプランクトンによる炭素ポンプ機能と酸素生産機能により、気候の調節に大きな役割を担っているからです。

2003年以来、科学探査スクーナー船タラ号によって、Tara Océan財団は、地球温暖化、マイクロプラスチック汚染、その他の環境の脅威が海洋に及ぼす多重の影響を調査するため、科学者やアーティストを乗船させ、科学探査ミッションのために海を航海しています。その目的は、気候変動リスクを予測・予想し、よりよく理解すること、そして生物多様性をよりよく保護することです。

Tara Océan財団は、この高度な科学的専門知識、海で経験した冒険、さらにはアーティストが制作する芸術作品を用いて、若い世代や一般の人々に海の課題について意識を高め、教育することを目的としています。

フォトジャーナリストでドキュメンタリー映画作家のサミュエル・ボレンドルフは、2019年のミッション マイクロプラスチックでタラ号に乗船したアーティストの一人です。海を汚染するマイクロプラスチックに関する写真作品「Les larmes de sirènes」を制作しました。

サミュエル・ボレンドルフ

1974年生まれ。フォトジャーナリスト。1999年から2010年まで、Œil Public Agencyのメンバー。ルイ・リュミエール校(フランス)で写真技術を学ぶ。パリの美術学校で学び作品の形式美についてより造詣を深め、審美眼を身につける。その後フリーランスフォトグラファーとして、ドキュメンタリー作品を発表。病院、学校、警察、刑務所などの社会問題を取り上げる一方で、環境汚染など目に見えない問題にも取り組んでいる。2018年に世界を一周し、化学、鉱業、原子力産業など、21世紀に人間によって汚染された世界各国の地域に焦点を当てた作品「Contaminations」を制作。何十年、何百年にもわたって生物の生息に適していない地域に変えてしまった、救いようのない産業汚染の事例を取り上げている。

「650kmに及ぶ枯れた川、奇形の魚、放射能に汚染された森、目のない子供たち、核廃棄物の密売、腐敗した国家による報告書の偽造、負の食物連鎖を生み出す海の真ん中に漂うプラスチック廃棄物。私たちはなぜこのような事態を招いてしまったのでしょうか?」「毎年、推定800万トンのプラスチックが海に投棄されています。これは、毎分ダンプカー1台分を生み出すのに相当します。家庭ごみ、合成漁網、『人魚の涙』と呼ばれる産業用マイクロビーズ、そして何世紀にもわたって川や海を汚染するであろう多くの使い捨てプラスチック。そのほとんどが魚に摂取され、魚の成長や繁殖を遅らせ、食物連鎖全体を混乱させ、破壊します。海であろうと陸であろうと、プラスチックのない場所を探すのは難しいでしょう」(サミュエル・ボレンドルフ)

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