Sebaätou Rijal, 3 BHC, 2020
© Maïmouna Guerresi, Courtesy Mariane Ibrahim Gallery
Green Transition- Beyond the border, 2019
© Maïmouna Guerresi, Courtesy Mariane Ibrahim Gallery
Sebaätou Rijal 2 BHC,2020
© Maïmouna Guerresi, Courtesy Mariane Ibrahim Gallery
2

マイムーナ・ゲレージ

Maïmouna Guerresi

Rûh|Spirito

共催:イタリア文化会館-大阪

嶋臺ギャラリー

「Rûh」はアラビア語で「霊」を意味する。本展では、「Rûh」が「ルーツ」という言葉と組みあわされている。
対立する概念を並べて提示することで、イタリア系セネガル人アーティストのゲレージは「美的融合主義」の観点から西洋・東洋・アフリカ・アラブ世界の宗教的・神話的象徴、その伝統と伝説を探索している。彼女が目指しているのは、文化・社会・言語・民族・宗教にまつわるバリア(障壁)の超越だ。ゲレージは、セネガルでスーフィズムの教えと巡り会い、イスラム教に改宗している。そんな己の内面の変容を世に伝えたいという思いがゲレージを世界との出会いに向かわせ、彼女の絵画・彫刻・パフォーマンス・映像・写真・インスタレーション作品のすべてに通じたテーマとなっている。
本展は鑑賞者を新たな意識の次元へと没入させ、日常が非日常となり、非日常が日常となる、緊張の続くメタフィジカルな不安定状態へと導く一本の道のりとして構想されている。

嶋臺ギャラリー

10:00 - 18:00

入場は閉館の30分前まで

一般:¥800
学生:¥600(要学生証提示)

休館日:4/14、4/21、4/28

嶋臺ギャラリー

京都市中京区御池通東洞院西北角
地下鉄烏丸線または東西線「烏丸御池」駅1番出口から徒歩すぐ

マイムーナ・ゲレージ

イタリアの敬虔なクリスチャンの家系に生まれ、セネガルで過ごしたのち、スーフィー系のイスラム教に改宗したゲレージは、写真、彫刻、ビデオ、インスタレーションなど多角的に活動しているアーティストである。ゲレージの作品は、人間の精神性と内なる神秘的な次元との関係についての深い視点を表現している。ゲレージのヴィジュアルには、流動的な連続性とともにある繊細な物語や、心理的、文化的、宗教的、政治的な国境を越えて共有されている人類に対する賛辞が表れている。また、アフリカ・アジア・ヨーロッパの文化の根源や融合に対する是認が見受けられ、芸術と人生におけるグローバリゼーションを受け入れる彼女の姿勢を如実に反映している。ゲレージは牛乳、光、ヒジャーブ、木などの隠喩や白と黒の対比を用いることで、イスラムの精神性において重要な統合性を想起させている。昨今、世界的かつ国際的な共同体のあり方について度々議論が交わされているが、ゲレージほど器用に、この共同体について表現できる人物は稀だろう。ゲレージの作品は、共同体と魂について普遍的な真実を提示する。ゲレージの作品に映る人々はまるで、神秘的な身体に立ち返るための神聖な棲家であり、人類が交差する場所のようである。

Related Events

関連イベント

TALK

2022.5.5(木) | 14:00-15:30

2022.5.5 Thu | 14:00-15:30

アーティストトーク | マイムーナ・ゲレージ × ウスビ・サコ(前精華大学学長)[日・伊]

Noku Kyoto

KIDS

2022.5.7(土) | 14:00-17:00

2022.5.7 Sat | 14:00-17:00

マイムーナ・ゲレージ流の写真の撮り方を学ぶ撮影ワークショップ<歴史ある着物屋さんとのコラボレーション>

EIZIYA ZOU

TOUR

2022.5.8(日) | 15:00-16:00

2022.5.8 Sun | 15:00-16:00

アーティストツア | マイムーナ・ゲレージ[伊・日]

嶋臺ギャラリー

Other Exhibitions

その他の展示

アーヴィング・ペン

Irving Penn: Works 1939–2007. Masterpieces from the MEP Collection

京都市美術館別館

サミュエル・ボレンドルフ

人魚の涙

琵琶湖疏水記念館、蹴上インクライン