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Marihiko Hara原 摩利彦

Wind Eye 1968

バング&オルフセン 京都 ポップアップストア
11:00—19:00(6/30まで)|休:水曜日(5/1以外)

presented by Bang & Olufsen

入場無料
※3階イベントスペースの催事は一部招待制

写真:原 悦子(1912-2005)
©️ 2019 Marihiko Hara

写真:原 悦子(1912-2005)
©️ 2019 Marihiko Hara

写真:原 悦子(1912-2005)
©️ 2019 Marihiko Hara

撮影:宍倉 慈
©️ 2019 Marihiko Hara

 1968年、祖母は医師であった夫の視察旅行に同行し、最初で最後の海外旅行に出かけた。パリ、ベルリン、ローマ、コペンハーゲン、モスクワ、ジュネーブ、ニューヨーク、ハワイなどを周る世界旅行であった。各地で撮影したフィルムを、リビングの壁に映写機で投影して見せてくれたのを憶えている。幼かった私にとって、それが初めて身近に感じた「世界の色」であった。その後、93歳で亡くなるまで写真を撮影しているところは一度も見たことはない。
 この旅から半世紀経って、孫の私は音楽家となり、世界の音を録音しながら作曲をしている。祖母は生前私が音楽家として活動することを知ることはなかったが、今ここで2つの旅の映像と音が交わる。
 祖母が遺してくれたわずかのフィルムによって、1968年の世界を限られた小窓から垣間見る。わずかにこぼれ落ちた数滴の水のしずくを手にとるように、その中の世界を想像してみる。

写真: 原 悦子(1912-2005)
音楽: 原 摩利彦
アドバイザー: 原 瑠璃彦
原 摩利彦
音楽家 | 作曲家 | サウンドスケープ・アーティスト
京都大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科修士課程中退。 音風景から立ち上がる質感/静謐を軸に、ピアノを使用したポスト・クラシカルから音響的なサウンド・スケープまで、舞台・ファインアート・映画など、さまざまな媒体形式で制作活動を行なっている。ソロ・アーティストとして、《Landscape in Portrait》(2017)などのアルバムを全世界でリリースし、ポストクラシカル音楽における位置を確立。コラボレーション室内楽曲《Night-filled Mountains》(京都芸術センター)サウンドインスタレーション《Copyright #1 : Showcase》(芦屋市立美術博物館)を発表し、「サウンドスケープ・アート」の新たな地平を切り拓き注目されている。 アーティスト・コレクティブ「ダムタイプ」に参加し、「ダムタイプ展」《Action & Reflection》(ポンピドゥーセンター・メス)、高谷史郎パフォーマンス《ST/LL》、《CHROMA》に参加して以来、国際的第一線アーティストからのコラボレーション・プロジェクトも精力的に行なっている。 KYOTORAPHIEではこれまでに、グザビエ・バラル+高谷史郎《MARS 》、ラファエル・ダラポルタ《ショーヴェ洞窟》のサウンドスケープを担当した。
バング & オルフセン 京都 ポップアップストア
〒600 -8002 京都府京都市下京区御旅町2-33
阪急「河原町」駅7番出口すぐ
地下鉄烏丸線「四条」駅3番出口から徒歩5分

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