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Alfred Ehrhardtアルフレート・エールハルト

自然の形態美─バウハウス100周年記念展

両足院(建仁寺山内)
10:00—17:00|休:4/19、4/20、4/25、5/9

supported by Alfred Ehrhardt Stiftung Berlin

一般 ¥1000
学生 ¥800(要学生証提示)

Alfred Ehrhardt, Ripple marks in the ground, 1933–36
© bpk / Alfred Ehrhardt Stiftung

ドイツ前衛運動を代表する写真作家であるアルフレート・エールハルトは1928年から1929年にかけてバウハウスにて学んだ。ナチスが政権を握ったのち、教師の職を追われたエールハルトは1933年に北海沿岸に移住し、「Das Watt(干潟)」と呼ばれる特筆すべきシリーズを生み出した。その後、結晶、貝殻、カタツムリ、珊瑚、海綿など様々なシリーズを制作し、その美しい写真の数々は19世紀から20世紀初頭にかけての「ドイツ自然哲学」や科学者たちの研究にもつながるものであった。エールハルトの作品はバウハウスが着目した構造学や物質、リズムやムーブメントの信条を体現したものと言えるだろう。本展では「Das Watt」シリーズから12作品と1940-60年に撮影されたヴィンテージプリントを展示する。
アルフレート・エールハルト
アルフレート・フランツ・アドルフ・エールハルトは1901年5月5日テューリンゲン州トリップティス(ドイツ)に生まれる。1928年から1929年にはデッサウのバウハウスに入学し、また補助教員として働き始める。彼はジョセフ・アルバースの予備過程を修了し、オスカー・シュレンマーの舞台工房に関わりながら、彼の友人であり彼の作品を高く評価していたカンディンスキーをはじめとする人々へ様々な講義を行なった。彼はまた数々の名著を残しており、1948年には自身の映画制作会社「アルフレート・エールハルト・フィルム」を設立。彼の二部構成映画「エルンスト・バルラハ」(第一部:Der Kämpfer)は第11回ヴェニスビエンナーレにて上映された。この作品はイギリスを支配していた権力により売り込まれ、ドイツ映画は海外では敬遠されていたにも関わらず大きな成功を納め、初めて賞を獲得することとなった。1948年から1974年にかけては60近くの文化的映画とドキュメンタリー映画の制作を請け負い、ドイツの映画賞であるBundesfilmpreiseを含む国内・外の賞を数多く受賞した。彼は生涯熱心な写真家であった。1984年逝去。
ソニア・フォス(キュレーター)
インディペンデント・キュレーター。 ソニア・フォスは今年度のKYOTOGRAPHIEのメイン・プログラムの一つ「アルフレート・エールハルト:自然の形」のキュレーターである。キュレーションを手がけた主な展覧会として、「Sophie Calle, Serena Carone. Beau doublé, monsieur le marquis !」(2017年ー2018年、パリ狩猟自然博物館)や、「Anton Roland Laub: Mobile Churches」(2017年ー2018年、ベルリン・パリ・アルル)、「Josef Koudelka: Invasion. Exiles. Wall」(2017年、C/Oベルリン、Xavier Barralとのコラボレーション)、「George Shiras. L’intérieur de la nuit」(2015年ー2016年、パリ狩猟自然博物館)などが挙げられる。今後予定されている展覧会には、フランスでは初めての規模となる東ドイツの写真展(2019年、アルル国際写真祭)がある。また、フォスはこれまでにXavier Barralや、Filigranes、Kehrer Verlagにて著作の編集も手掛けている。ベルリン、パリ在住。

両足院(建仁寺山内)
〒605-0811 京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町591
京阪「祇園四条」駅 3番出口から徒歩7分
阪急「河原町」駅 1番出口から徒歩10分

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