17

Commons ©Hayato NISHIMURA

西村勇人は、研究者の思考の痕跡に着目して撮影する。今回は、大学および研究機関において、研究者たちがアイデアを議論し、具現化する過程で用いる黒板を撮影した。数式や図で満たされた黒板は、専門外の人間の理解を寄せ付けず、ある種の秘術の痕跡のように感じられるが、秘められた真理を究め、それを普遍化しようとする研究者の思考の所産にほかならない。黒板は、数学および数理的手法を用いる科学の分野において、そのプロセスに強く結びつく重要な基盤である。

会場
MATSUO MEGUMI +VOICE GALLERY pfs/w
600-8061 京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1

会期
2017年4月4日 ー 4月15日 11:00-19:00(最終日のみ17:00まで)
閉場日 4月9日, 4月10日

 

西村勇人 Hayato Nishimura flickr.com/photos/hayato_n
1977年島根生まれ、埼玉を拠点に活動