2016年5月3日(火・祝)17:00–18:00(予定)

[トーク]

『いのちを育みいのちを紡ぐーいのちの学びの現場から』

いのちを育て、いのちを学び、いのちをつなぐ。農業には生きる”ちから”がある。有機的な繋がりのなかで、いのちはまわっている。土を守ることはいのちを守ること。野菜づくりのみならず、調理や鶏の解体、難産の子牛の足も引っ張ります。愛農高校は日本で唯一の私立の農業高校であり、卒業生の多くが各地で就農、いのちの担い手になっています。そんな愛農高校の先生とスモールファーマーズ代表の岩崎氏の貴重な現場のお話を聞きながら、私たちの生活を支えるいのちの根源へと目を向けてみませんか?


2016年5月4日(水・祝)17:00–18:00 (予定)

[トーク]

『サスティナ・ビレッジのつくり方』

循環型社会って?エコって?サスティナブルって最近よく聞くけれど、、この社会に疑問を感じつつも、よりよい生活のために実際何をどうすればいいのかしら?そんな疑問を持っていらっしゃる方々も多いかとは思います。ヒマラヤ山脈の失われかけた伝統文化・医療の復興や、若者の実践的平和教育を実践された鎌田さんの貴重なお話に、この機会に是非耳を傾けてみませんか?

鎌田陽司
1987年東京大学農学部農業経済学科卒。川喜田二郎氏の研究所で本当の民主主義実現のためKJ法を学び、研究・普及に取り組んだ後、ヒマラヤ保全協会事務局長として、ネパールの山村にて地元住民の協働による地元学・伝統智に基づく環境郷土教育・エコツーリズム・エコミュージアム・森林保全・適正技術などに取り組む。1999年サセックス大学人類学修士卒。1999年ヒマラヤ伝統医師協会顧問として、チベット伝統医療の復興を手掛ける。2001年JICAの海外プロジェクトの調査や評価を行い若者向けの実践的平和教育などに取り組む。2001年懐かしい未来ネットワーク代表。2006-08年外務省NGO専門調査員を経て、現在伊賀の種生に移住し”宙の学舎”として地元学に根付いた村おこしを行う。『ラダック 懐かしい未来』(山と渓谷社)等著書多数。

ウスビ・サコ
1966年、マリ共和国の首都バマコ生まれ。高校卒業後、中華人民共和国・北京語言学院(現・北京語言大学) に留学。その後南京東南大学で建築学を学ぶ。卒業後大学院で建築デザインを専攻。その後、京都大学大学院工学研究科の修士課程を経て京都大学大学院建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。現在は京都精華大学人文学部教授。研究対象は住宅計画・住まい・住み方の研究。住宅デザインと生活様式の関連を様々な国で調査している。2013年より京都精華大学人文学部長。