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パオロ・ウッズ&アルノー・ロベールPaolo Woods & Arnaud Robert

Happy Pills—幸せの薬—

Curated by フランソワ・エベル

© Arnaud Robert / Paolo Woods

© Arnaud Robert / Paolo Woods

© Arnaud Robert / Paolo Woods

幸福の定義は永らく、宗教や哲学、あるいは政治に委ねられてきた。ところが今日、この普遍的な探求は、ますます製薬業界の管轄になってきているようだ。製薬業界は、現代のあらゆるツール─科学、マーケティング、コミュニケーション─を駆使して、この究極の人間の願望に対する標準化された自動応答をすべての人に提供している。今まで以上に、幸せになることは義務となるだろう。ジャーナリストのアルノー・ロベールと写真家のパオロ・ウッズは5年間にわたり、「Happy Pills(幸せの薬)」を追求すべく世界中を旅した。Happy Pillsとは、目に見えない傷を修復する薬、人々に行動を起こさせる物質、働くことや元気になることを助ける物質、鬱病患者が完全に倒れることを避けるための処方、ワーキングプアが家族を養うために服用する鎮痛剤などだ。ニジェール(アフリカ)、アメリカ、スイス、インド、イスラエル、ペルーのアマゾンまで、かつて永遠に解決しないと言われていた問題をあっという間に「解決」するべく、大手製薬会社は世界中でアクションを起こしているのだ。本展では人々をHappy Pillsに導くシステムとは何かについて問いかける。

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