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    パオロ・ペレグリン|Antarctica/南極大陸
    岡原功祐|Ibasyo─自傷/存在の証明
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Paolo Pellegrin
Kosuke Okaharaパオロ・ペレグリン
岡原功祐

Magnum Live Lab/19 in Kyoto
パオロ・ペレグリン|Antarctica/南極大陸
岡原功祐|Ibasyo─自傷/存在の証明

堀川御池ギャラリー
11:00—19:00|休:4/15, 4/22

presented by FUJIFILM

一般 ¥800
学生 ¥600(要学生証提示)

Magnum Live Lab/19

Magnum Live Lab/19

マグナム・ライブラボは、ドキュメンタリーだけでなく様々な分野で活躍する写真家集団「マグナム・フォト」から生まれた、公開制作型のプロジェクトだ。複数の写真家が開催都市で新作を撮り下ろし、会場にて編集、プリントを行い、来場者はその過程や写真家とキュレーターとのやりとりや展示が作り上げられていく様子をその場で見ることができる。来場者が参加写真家やキュレーターと制作に関するあらゆるプロセスを共有できる臨場感あふれるプロジェクトをお見逃しなく。(公開制作は4/21まで。その後は展示を見ることができる)

Paolo Pellegrin

パオロ・ペレグリン

世界報道写真大賞を受賞するなど、これまで戦場や紛争地で撮影をしてきたイタリアの写真家パオロ・ペレグリンが今回撮影の対象としたのは、南極大陸だった。気候変動の影響の調査を目的としたNASAの南極観測プロジェクト「オペレーション・アイスブリッジ(Operation IceBridge)」の一員として、2017年11月にペレグリンは南極へと旅立ち、温暖化により氷山が溶け海水面が上昇している南極大陸を撮影。限度を知らない無限の発展という人間の思想と活動がもたらした気候変動の危機は紛争地と変わらないと語るペレグリンがとらえる南極大陸の風景は、私たちに何を訴えかけるのだろう。

Kosuke Okahara

岡原功祐

2004年、当時20代半ばだった岡原功祐はその日初めて会った母校の学生から自傷行為をしていることを打ち明けられたことをきっかけに、自傷行為を繰り返す女性たちへの撮影と取材を重ねた。それがよくないことだと理解しながらも自分自身を傷付けてしまう彼女たちの背景には、家族やコミュニティが抱える問題、学校や異性から受けた傷など、自身では解決の糸口が見つからない事象があり、その奥底には私たちの「社会」が抱える闇があった。岡原が写し出すかすかな「居場所」に寄り添うことで、家族や人間関係の大切さ、社会の中での居場所の大切さ、自身の大切さ、そして写真表現が社会に還元できる役割とは何かについて今一度立ち返る機会となるだろう。
堀川御池ギャラリー
〒604-0052 京都市中京区押油小路町238-1
地下鉄東西線「二条城前」駅 2番出口から徒歩3分

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