2016 イベント | 2016 Masterclass | THE ART OF SEEING – 写真の編集ワークショップ

Masterclass

K.Sluban, Corsica, 2015 photo R.Scaglia
Masterclass K.Sluban 2015_-3

ネスタン・ニジャラゼと、クラウディ・スルバンの、世界的に著名な二人から学ぶ、ユニークなマスタークラスです。ニジャラゼはグルジアの写真祭、トビリシフォトフェスティバル代表。スルバンは、刑務所に収容されている少年たちとともに長年にわたり制作しているプロジェクトで知られています。

当ワークショップのテーマは「編集というアート」(原文: art of editing)です。「編集」というプロセスは、写真プロジェクトにとって最も難しく、それと同時に最も大切なものです。編集した最終結果はプロジェクト全体のメッセージの強度に直結します。編集は、ストーリーを創る作業です。裏を返せば、それを編集によって破壊することも可能ということです。
また、展示、出版、プロジェクションなど、いかなるメディアであれ、最終的にどのような形でプロジェクトが発表されるかを想定して編集する能力も極めて重要です。

[対象者]

写真に情熱を持つ人であればどなたでも参加できます。
プロの写真家、アーティスト、学生、アマチュアなど、どのような方でもかまいません。

[持ち物]

– 写真・ポートフォリオなど、作品に関連するものなんでも
– 写真プリント
小さめのプリントを、20–40枚持参してください。ひとつ、あるいは2・3のシリーズを持参可。もし良質でプリントしたものがあれば持参してください。
– ノート、あるいはその他の記録用具
ワークショップ中には、写真家・本・展示などの様々な参考になる情報が多く提供されます。
– パソコン(強く推奨)
あなたの写真を見せてくれれば、あなたの人物像を教えます。建設的批評を受けることで、あらゆる状況の中で自らの視点を見つける術を学ぶことができるでしょう。ニースタンとクラウディの豊富な知識からシェアされる惜しみないインプットは、自分のスタイルを見つけるまたとない機会となるでしょう。

Klavdij Sluban ©U.Abram_AUO_2448

©U.Abram

Klavdij Sluban(クラウディ・スルバン)

写真家。スロヴェニア人。1963年のパリに生まれる。
受賞歴は、Prix de Photographie de l’Académie des Beaux-Arts de l’Institut de France 2015、the European Publishers Award for Photography 2009、the Leica Prize (2004年)、Niépce Prize (2000年)など多数。
文学的教育を背景にもつ彼の作風は、厳密かつ明瞭であり、その場の気分や出来事に決してインスパイアされたりはしない。その特質は、彼をその世代で最も興味を惹く写真家たらしめている。バルカン半島、黒海、バルト海、カリブ海、中米、ロシア、中国、南極(芸術活動でケルゲレン諸島に派遣されるのは世界初)にまたがる彼の作品群は、「直面するリアル」(原文: encountered real)に向かって漸進する一連の行為と捉えることができる。
彼の作品は、東京都写真美術館、ヨーロッパ写真美術館(パリ)、アルル国際写真祭、フィンランド写真美術館(ヘルシンキ)、カントン美術館(オハイオ)、ポンピドゥー・センター(パリ)、テキサス・テク大学美術館など、世界を代表する場での展示を数多く行ってきた。
『East to East』、『Entre Parenthèses』、『Transverses』、など、出版物も多い。
1995年より、スルバンは10代の囚人たちを撮影している。訪れた刑務所で、若い彼らに対して、自分の写真への情熱を共有するワークショップを行っている。同プロジェクトはフランスのフルーリ=メロジス拘置所に併設された少年鑑別所にて開始。7年間にわたって、アンリ・カルティエ=ブレッソン、マルク・リブー、ウィリアム・クラインの支援を受けた。このプロジェクトは、セルビア、スロヴェニア、ウクライナ、グルジア、モルダヴィア、ラトビア、サンクトペテルブルク、モスクワ、アイルランドなど各地の少年鑑別所で行われた。2007年から2012年には、中米グアテマラ、エルサルバドルの刑務所に監禁されたギャングたちとも活動。2015年には、ブラジルでも開始。
2013年、ニエプス美術館にて回顧展、「After Darkness, 1995-2012」が開催。
2015年から現在、京都のアーティストレジデンシー、ヴィラ九条山に滞在。
www.sluban.com
www.facebook.com/klavdij.sluban

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Lettonie, 2002 Klavdij SLUBAN

01-25 Centre des Jeunes Détenus de Fleury-Mérogis, 2001 Klavdij SLUBAN

Centre des Jeunes Détenus de Fleury-Mérogis, 2001 Klavdij SLUBAN

Nestan NIJARADZE photo Pauline Bernard

©Pauline Bernard

Nestan Nijaradze(ニースタン・ニジャラゼ)

トビリシフォトフェスティバル(以後TPF)代表、共同創設者。世界各国で多数のキュレーションを手がけ、コーカサス地方で得た写真スタイルで、写真家のプロモーションも行っている。
TPFは2010年、アルル国際写真祭(フランス)の協力を得て開始。他のフェスティバルや、マグナム・フォトやNOORなどとのコラボレーションも積極的に行う。
また、ニジャラゼは、一流のフェスティバルでのポートフォリオレビューに参画。また、様々な専門誌に寄稿している。また、グルジアの国営放送において、複数のヴィジュアルアーツ関連の番組の制作を手がけてきた。
トビリシ大学でヴィジュアルアーツを修了後、パリ7大学で写真・映画を学ぶ。論文は『The Poetic Aspect of Otar Iosseliani’s Cinema』。
2007年から2015年までTbilisi House of Photographyの代表、また、2007年よりグルジア初の永久写真コレクションを開始、現在まで拡大を続けている。

[詳細]

日程 :
2016年
5月20日(金) 15:00-18:00
5月21日(土) 9:00-18:00
5月22日(日) 9:00-18:00
*3日間で1つのワークショップです。

参加費 : 20,000円(税込)
会場 : 会場 : アンスティチュ・フランセ関西
問い合わせ : public.program@kyotographie.jp
言語 : 英語(日本語通訳あり)

[申し込み]

下のフォームよりお申し込みください。申し込みには、5枚の写真と簡潔なアーティスト・ステートメントが必要です。いかなるレベル、ジャンルの写真家の申し込みも受け付けています。