2016 イベント | 2016 Masterclass | DREAMS TO REALITY With アルノ・ラファエル・ミンキネン

Masterclass

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Fosters Pond, 1989 ©Arno Rafael Minkkinen courtesy PUG OSLO

自らの視覚表現を発見、発達させるワークショップです。自分自身に特有のスタイルを確立することは写真活動にとって極めて重要です。それによって、自らのアイデンティティーを保ったまま様々な被写体、主題を行き来することが可能になります。
フィンランド系アメリカ人であるアルノ・ラファエル・ミンキネンは、写真家であると同時に、教育者、キュレーター、文筆家でもあります。これまで、世界各国の美術館やギャラリーで100以上の個展、約200のグループ展を開催して来ました。

「 頭の中で起こることはなんでも、カメラの中でも起こりうる。」
(原文:「What happens inside your mind can happen inside a camera.」)

これは、私が今のような写真家になる前、1970年のニューヨークでミノルタの広告のために書いたキャッチコピーだ。この一節は、今日まで私のアーティスト・ステートメントであり続けている。それは、舟を買うよりも先に櫂を買うように、頭の中にある目が、ビューファインダーの前にリアリティを具現化することができると信じるということだ。手短に言うと、撮る前よりも先に想像するということだ。

このワークショップを通して、上で述べた過程が、あなたの写真活動にとって非常に価値あるものとなるということ、またそのような手法で撮られた写真が、プロジェクト由来でない、なぜあなたが写真というメディアを使うのかという純粋な動機の部分を炙り出し、自らの”目”を形成する一助になるかということを探求する。このワークショップのタイトルには、自らの道を発見するという夢だけではなく、写真というメディアに、二つと無い形で、意味のある貢献をするという夢も含まれている。

ー アルノ・ラファエル・ミンキネン

Arno Rafael Minkkinen(アルノ・ラファエル・ミンキネン)

1945年フィンランド、ヘルシンキ生まれ。51年にアメリカへ移住した。70年代にはNYで広告コピーライターとして働きながらセルフポートレート作品の制作を開始し、ロードアイランド造形大学で修士号を取得。大自然の中に生身の身体を配置して撮影する独自のスタイルで国際的評価を確立した。彼の作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)やフィンランド写真美術館、東京都写真美術館を含む世界各国の美術館に所蔵され、また作家としてだけでなく、教育者、キュレーター、文筆家として写真文化の発展に貢献してきた。写真集には『Frostbite』 (Morgan & Morgan 1978年)、『Waterline』(Aperture 1995年)等があり、2005年発刊のレトロスペクティブ写真集『SAGA:The Journey of Arno Rafael Minkkinen』(Chronicle Books)を機に企画された回顧展は、世界7カ国を巡回した。

[詳細]

日程 : 2016年4月23日(土)10:00-12:00
25日(月)、26日(火)9:00-17:00
参加費 : 20,000円(税込)
会場 : 両足院(建仁寺内)
問い合わせ : public.program@kyotographie.jp
言語 : 英語(日本語通訳)

[参考URL]

公式サイト
http://www.arno-rafael-minkkinen.com

[申し込み]

申し込みには、5枚の写真と簡潔なアーティスト・ステートメントが必要です。いかなるレベル、ジャンルの写真家の申し込みも受け付けていますが、プロジェクト型の写真家には、自由で特定の結論を出さない当ワークショップは合わないかもしれません。人数制限があるため、事前選考があります。参加者は、4月23日午前10時から展示会場の両足院でのトークへも優先的に参加いただけます。また、トーク後にはマスタークラス参加者のみの事前授業があります。